自転車がデコトラしていた頃・・・

 先日購入した懐かし呑気本から(笑) モノは「昭和ちびっこ広告大全2」(おおこしたかのぶ ほうとうひろし著 青幻舎刊) このシリーズは未来画報とか怪奇画報など、昭和40年代の子供たちの記憶に引っかかる題材を巧みに捉えたシリーズで私の好みにも合致しているのですが、今回の題材は「広告」 昭和40年代の子供の心を捉えた玩具や文具、お菓子や自転車に至るまで俯瞰して見せたものです。 勿論広告そのものへの懐かしさ...

「謎の文庫本X」に思うこと

 昨年後半の書籍で全国的に話題をさらった本に盛岡のさわや書店が発信地になった「謎の文庫X」と言うのがありました。 文字通り店頭では中身がチェックできず、担当店員さんの感想だけを頼りに購入するという文庫本の売り方としては相当に斬新な試みでもあります。 事実、ここだけでなく全国の本屋さんにも波及しNHKの全国ニュースにまで取り上げられるという昨年の話題の一冊でもありました。 ここは私の故郷ではかなり名の通...

あの頃の「ブロマイド」本から その2

 あの頃の怪獣ブロマイド本の続きです。 当時の怪獣映画はロビーカードもそうだったのですが「実際の撮影された場面」そのものを掲示するのはごく少数派でした。 大概は怪獣と実景、あるいはイラストなんかをコラージュして一枚画に仕立てたもので、今これをそのまんま掲示したりしたら「JAROに言うぞ」級の誇大なイメージ画だったりします(製作時のイメージイラストなんかを基に作られた絵柄なので実際の作品とかけ離れた物は...

あの頃の「ブロマイド」の本から

 第二次怪獣ブームや変身ブームの頃と言うと私の近所でもまだまだ「駄菓子屋」と言う奴が幅を利かせていた時代でした。 今みたいにコンビニの隅を間借りするとか、妙に小奇麗なレトロ趣味のショップとか言うのではなく、商店街の隅っこ辺り、店の脇をどぶ川なんかが流れている様なロケーションがこよなく似合うような店の事です。 当時現役の餓鬼(笑)だった私も何軒か馴染みの店を持っていたもので当時のオヤジ族に「一杯飲み...

「ラジコン飛行機入門」

 メインブログで「鉄道模型車両の作り方」というのを取り上げましたが、こんかいは同じホビーテクニックからもう一冊紹介したいと思います。 このシリーズは鉄道模型に限らず他のクラフト系ホビーの入門書を網羅しているのでそのラインナップを見ているのも結構楽しいです。 が、鉄道模型以外のネタを買うのは初めてです。 今回紹介するのはまんだらけの100円コーナーで見つけた「ラジコン飛行機入門」 ラジコンどころかライ...

「SF怪獣群像」

 先日の秋葉行きで見つけた一冊。 以前紹介した「ちびっこ怪奇画報」「ちびっこ未来画報」との関連性も感じられる一冊ですが個人的にはこれが揃った事で昭和40年代前半のマンガ雑誌の俯瞰ができた様な感じもします。 但し、今回の本は前述のシリーズとの直接の関連はありません。 「SF怪獣群像」(BOOK&MAGAZIN社・) 本書は昭和40年代前半の少年誌のグラビアを飾った怪獣たちを中心に纏められたものですが、最大の特徴は「...

「西部警察の写真集」

 先日近所の古本屋で出物を見つけた中から。 「西部警察写真集・第1集」です。 この写真集自体の存在は新刊で出た時から知っていましたが、当時は殆ど立ち読みで済ませていたという貧乏臭い記憶が(大汗) 私がこういう写真集を見るからには大概その目的は「カースタントが見たいから」だったりするのですが、第2集以降の写真集はカースタントに割かれるページの比率が低く物足りなさを感じた思い出が。 その意味ではこの第...

「昭和ちびっこ未来画報」

 先日の秋葉行きの戦利品から 今回紹介するのは「昭和ちびっこ未来画報」(初見健一著・青幻舎) これは以前紹介した「怪奇画報」の姉妹編ですが、昭和30~40年代の児童書や週刊誌の未来イラストを中心に纏めた一冊となっています。 梶田達二や南村喬之等のイラストもあるのですがやはり見どころは小松崎茂。 SFチックな未来画が中心ですからメカイラストに定評のある小松崎茂にとっては正に真骨頂。(青幻社「昭和ちびっこ未...

あの頃の「工作ガイドブック」のはなし

 私のモデルライフの原点となる本は何冊かあるのですがその中のひとつに科学教材社の「工作ガイドブック」があります。 本書についてはこれまでにも何度か取り上げた事がありますが模型を始め、電子・ラジオ工作や関連書籍まで網羅した「ホビー系通販カタログの元祖」ともいえる存在でした。 鉄道模型ひとつとっても16番、NはもとよりライブスチームやZゲージまであらゆる製品が掲載されていましたし、鉄道を離れてもRC・UCをは...

「帰ってきたウルトラマン」と内山まもるの思い出

 ある意味今回は「何を今さら」感が強いネタなのですが、何しろ買ったのがつい一昨日なのでご勘弁ください。 「ウルトラマンのコミカライズ」というと私の齢を中心に俯瞰すると初代の頃なら一峰大二とか楳図かずお(笑)年代が下がると「飲んでくだ巻くウルトラマンが拝める」かたおか徹治辺りがまず連想されると思います。 平成以降はなかなか読む機会がないのでだれがメインストリームなのか今ひとつピンときませんが。 です...

「うつし世は夢」と江戸川乱歩

 今年は江戸川乱歩の没後50年に当たります。 今の著作権法だと今年から乱歩の全作品が著作権フリーになるのですが、今のところ青空文庫をはじめとするWEB図書館のアクションはやや鈍い様です。 ですがそんなタイミングで乱歩の本をわざわざ古本屋で買ってくる私もどうかしているのかもしれませんが。 昨年暮れの帰省の途中に立ち寄った古本屋で見つけた乱歩の随筆2冊。 子供の頃には「怪人二十面相」「宇宙怪人」等のシリーズ...

「八甲田山」と「アムンセン」

そろそろ夜が寒くなってきました。 家には暖房があまりない上に効きも良くないのでこれからの時期は早々と布団にくるまるのが常になっています。 そんな折に良く読むのがよりにも寄って「寒い所を探検する話」なのですから何を考えているんだか。 特によく読むのがこのブログでも良く取り上げている新田次郎の「八甲田山死の彷徨」 (そういえば今から114年前の昨日は青森第5連隊が八甲田山への雪中行軍に出発した日でした) ...

「汽車がゆく、だから僕も・・・」と「モスラ対ゴジラ」(笑)

 先日の秋葉行きでの拾い物から。 神田の古本屋で見つけた「汽車がゆく、だから僕も・・・」(関沢新一著・毎日新聞社) これまでこのブログでたびたび取り上げている関沢新一氏が鉄道趣味そのものについて語る一冊です。 関沢氏の趣味に対するスタンスについてはこれまでTMSの座談会や監修を務めた「蒸気機関車」誌上でも断片的に語られていますが一冊にまとまった書籍が出ているとは知りませんでした。 それだけに内容的に...

目次に見る「模型とラジオ」の20年

 今回は模型とラジオの思い出ばなしから 今、私の手元にはこの間から紹介している60年代初めの模型とラジオがあります。 それとは別に私自身や弟が購読していた頃の79年・82年~84年頃の模型とラジオがあります。 以前からこの雑誌のバックナンバーを読んで楽しませてもらっていますが、本誌ほど時代の変化に敏感かつディープだった工作雑誌はそうなかったのではないかと思います。 それは目次に並ぶ工作記事のジャンルの変化...

50年前の「模型とラジオ」にたまげる・3・自動車編

 50年前の模型とラジオのはなし 今回は自動車編です。 1962年12月号の巻頭は「第9回全日本自動車ショー」! たった3ページの記事なのにこれは今観ると面白いのなんのって(笑) ホンダスポーツが「S500とS360」だったりいすゞのべレルが「室内は特別仕様の織物シート、豊富なアクセサリーなどを備えた超デラックス車です」などと書かれていたりします。 トヨタスポーツ800もこの頃は「パブリカスポーツ」なんて書かれていて...