「冷凍凶獣の惨殺」

今回は60年代怪獣ネタから実は故郷のレコード屋でDVDは見つけていたのですが、地上波で既に観ていた奴です。今回紹介するのは「冷凍凶獣の惨殺」からタイトルはこの上なく物騒ですが、内容はごく正統な怪獣物なので安心して観ていられます(笑)この作品を初見したのはテレビ東京だったかの深夜劇場でした。たしか90年代の終わりころだったと思います。あの頃はテレビのロードショー番組自体がこれ位古い作品をやらなくなりかかっ...

「鉄神ガンライザーシリーズ」に驚く(笑)

先日帰省の折に実家で録りだめしていたBDのディスクも回収してきました。 わざわざ数百キロも離れた自宅で観返すためのものですから内容は殆ど向こうのローカル番組となります。 その中に2011年秋の放映開始以来現在も続行中の岩手のご当地ヒーロー「鉄神ガンライザー」も入っています。 実はここ数年録る事は録っていた物の、なかなか観かえす機会がなく殆どほったらかしの積読状態が続いていた物でした。 最初の頃の話はこち...

「戦慄!プルトニウム人間」

 松も取れたこの時期になって久しぶりの怪獣洋画のDVDネタをば。 先日「50~60年代怪獣映画では既存の生物の巨大化が一つの流行だった」と書きましたが、その伝でいくなら「究極の怪獣は人間の巨大化」ともいえます。 ウルトラマンなんぞは設定上は宇宙人とはいえ、完全なヒューマノイド体形ですしシルバー仮面やファイヤーマンの様に「地球人が巨大化してヒーローになる」と言うネタも特撮ファンには定番中の定番です。 です...

「大非常線」

 この間紹介したアクションドラマの「燃える捜査網」のCS放送が終了し、予定通り後番組の「大非常線」(昭和51年・ANB・東映)が放映されました。 前にも書きましたが本作は「燃える捜査網」が人気が今ひとつだったために急遽穴埋め的に仕切り直された物らしく全10話という中途半端な本数になっています。 キャストは千葉真一、谷隼人、志保美悦子の3人が「燃える~」からスライド、テーマ曲も同番組の冒頭部をそのまま流用。主...

「ゴールドアイ」

 今回は久しぶりのアクションテレビネタから「激動する現代、そこに渦巻く様々な国際犯罪蝕まれゆく日本列島を守るべく、そして人類の自由と平和を求めて敢然と悪に立ち向かうクールな人間集団、ゴールドアイその組織も、彼らの正体も一切不明優れた頭脳、鍛えられた体力、ずば抜けた勇気と根性を持って日夜残忍な敵に対決する彼等こそゴールドアイゴールドアイ!」(OPナレーションから:ナレーター 若山弦蔵)大昔、岩手に二局...

ゴジラとスパロボとモビルスーツに思うこと

 今回のブログはノリと勢いで書いたせいか、これまでのどれよりも長文になっています。 相当に読みずらい上にくどい内容ですのでご勘弁下さい。 先日inuさんのブログで、シンゴジラのヒットに関連して主に過去のゴジラ映画で「超兵器や他の怪獣が出て来る事が現代・近未来という設定を活かしきれていないのでは?」という意味のことを書かれていました。実を言うと私も特に平成以降のゴジラシリーズで顕著にそれを感じていたの...

「トクサツオールナイト」のはなし

(講談社「コレクション ゴジラ大全集」1Pより引用) 怪獣映画の青春時代の話、その2です。 前に書きました、第1作のゴジラをスクリーンで見た前後の時期はリバイバルによる怪獣ブームのとっかかりでもあります。 この2年くらい前に日劇で再上映の3本立てでゴジラ大会が催されたのをきっかけに全国レベルでも旧作のリバイバル再上映が巡業されるようになりましたが、そこはなんといっても田舎の悲しさ。 岩手でゴジラ映画大...

「極地からの怪物・大カマキリの脅威」

久しぶりになります大昔の怪獣映画DVDネタから。今回取り上げるのは「極地からの怪物・オオカマキリの脅威」(1957年・ユニバーサル)をば。1950~60年代の映画界は日本とは別の意味で怪獣ブームでしたが、その興味の中心のひとつに「既存の生物が巨大になった」というコンセプトがあったと思います。ワニやトカゲや蜘蛛から始まってバッタやカタツムリ、末期にはそこいらのむく犬(笑)まで巨大化していたものですが本作もその流...

ゴジラの日

そういえば先日はゴジラの日でした。1954年の11月3日、第1作のゴジラが公開された日であります。当然私が生まれる前の話ではありますが、私が第1作のゴジラを観たのも確かこの辺りの季節でした。今回はその当時の思い出話でも書きたいと思います。1982年だったと記憶しています。当時まだ学生だった私が初めて第一作のゴジラを観たのは大学の学園祭の上映会でした。それも映研でも特撮研究会(当時はその手の研究会が田舎の大学に...

「燃える捜査網」

 久しぶりのアクションTVネタから 先日紹介した「ザ・ゴリラ7」の後番組の「燃える捜査網」(昭和50年 NET 東映)をば。 本作は「ザ・ボディガード」「ザ・ゴリラ7」に続く千葉真一主演アクションシリーズの第3弾として放映されたものです。 共演は谷隼人、志保美悦子、佐藤蛾次郎、金子信夫、神山繁 前作のザ・ゴリラ7に比べると渋いというかなんか変というか、とっさに番組のイメージが思いつかない組み合わせです。 テー...

「クロノス」

 少し間が空きましたが久しぶりのDVDの怪獣映画ネタから。 物は1957年のFOX作品の「クロノス」 その昔、「クロノスの大逆襲」と言うテレビアニメがありましたが多分本作とは関係ありません。 邦画洋画問わず、巨大ロボット映画としては最も古いものに数え上げられると思います(地球防衛軍のモゲラが時期的に被さる程度) 巨大ロボットというと日本では「鉄人28号」が始祖だった関係からか人間体型というのが通り相場になって...

「恐竜・怪鳥の伝説」その3

 本作は東映唯一の現代劇怪獣映画と言える作品ですが、東映の役者の持つ独特の汗臭さ、泥臭さが作品全体の雰囲気を貫いている感じがあります。 渡瀬恒彦氏の主演と言うのもその表れですが、牧冬吉や名和宏、野口貴史や福本清三が出演する怪獣映画なんておそらく後にも先にもないのではないかと。しかもチョイ役の一人一人に至るまで独特の胡散臭さが感じられるところもあの頃の東映劇場作品らしいと言えば言えます。 他社の怪獣...

「恐竜・怪鳥の伝説」その2

 「恐竜・怪鳥の伝説」のはなし、前回の続きです。 竜神祭りに現れ観衆をパニックに陥らせた謎の背びれは実は地元の若衆のいたずらでした。  正体を知って落ち着きを取り戻しコンサートが再開されますが、そこで観客たちに混じった芦沢はふとある疑問を口にします。 「あの舞台はどうして崩れたんだ?」 数人の若衆だけでステージが倒壊するはずがない事を暗に匂わせつつ、本物の恐竜が会場の水中にいたのではないかと事態が...

「恐竜怪鳥の伝説・その1」

先日のブログで星川航空整備部さんからリクエストを頂いた作品から。東映の「恐竜怪鳥の伝説」(昭和52年)諸般の事情により私がこの作品を語り出したら相当の分量になると予想されますがご勘弁を。 恐らく東映唯一の劇場用長編怪獣映画(現代劇としては)にして先日物故された渡瀬恒彦氏が主演した唯一の怪獣物でもあります。 本作は一応恐竜映画という体裁になっていますが演出や設定のそこここに古来の怪獣映画のエッセンスも...

横山菁児とキャプテンハーロックの思い出

 先日、光になれさんのコメントで横山靑児氏の逝去を知り少なからず驚き、かつ感慨を禁じえませんでした。 一時期横山氏がBGMを担当する特撮物やアニメがコンスタントに観られていたもので、しかもそれが私の青春時代(笑)ともろに重なっていただけに余計にそう感じるのかもしれません。 ここ10年ほど新作を聞く事もなく、何とはなしに忘れかけていたタイミングだった事も大きかったのでしょう。 横山氏の作で現在一番ポピュ...