Nゲージ入門書の黎明期・番外編

 Nゲージ入門書の黎明期シリーズ(笑)今回は番外編です。 1982年の全日本鉄道模型ショウで配布された「鉄模連総合カタログ」 実は最初これはこの手のショーでよくある宣伝中心のパンフレット位にしか思っていなかったのですが、読んでみて驚きました。 主催者がHOゲージメインの日本鉄道模型連合会なのでHO(16番)にウェイトが置かれているのは当然なのですがNやOゲージ、ライブスチームに至るまでの他のフォーマットについ...

Nゲージ入門書の黎明期・5・「まんが版模型工作教室」

今回は浅野プロ編「模型工作教室」(集英社)から。 作者の浅野プロと言うのは「少年」で「光速エスパー」を書いていた浅野りじが主宰していた所らしいですが、執筆者の中には後に「アイアンキング」や「レッドバロン」のコミカライズをしていた時里新一の名前も見えます。 本書の初版は昭和46年。私も確かその頃に入手しています。 当時小学生だった私もこれを買ってもらった口でしてTMSを読み始めるまでは事実上「鉄道模型の...

Nゲージ入門書の黎明期・4・水野良太郎の「鉄道模型入門」

 昭和50年前後はいくつかの入門書が出ていましたが、今回もその一冊を取り上げます。 水野良太郎著「鉄道模型入門」。以前に触れたカラーブックス「鉄道模型」の少し後に出た本です。 水野良太郎といえばTMSの漫画で有名ですが、当時の私のイメージで多胡輝著カッパブックスの「頭の体操」の挿絵を描いている人でした。当時は「頭の体操」シリーズも読んでいたのでそれゆえに最初にTMSを読んだ時にこの人の漫画を初めて目にし...

Nゲージ入門書の黎明期・番外編・鉄道図鑑と幼少期

子供の頃から対象を俯瞰で捉える事の出来る本として図鑑の類は好きな性質でした。特に乗り物系の図鑑を見ると子供心にときめいたものです。 鉄道模型の趣味を始める前の時期に私の絵本代わりとなっていたのは「学研の図鑑」の「機関車・電車」でした。(今出ている図鑑では鉄道と自動車が一纏めになっていてボリュームに欠けます。何しろ機関車が1ページしかない位ですから) この図鑑の素晴らしいと感じた所は各形式について正面...

Nゲージ入門書の黎明期・3・カラーブックスの「鉄道模型」

 鉄道模型入門書のはなし、3回目です。 今は本屋で見かけませんがかつて保育社から「カラーブックス」と言う文庫が出ていた事がありました。 様々なジャンルの趣味や紀行をカラー写真で紹介する文庫と言うコンセプトのシリーズで当時は本の題材として取り上げられる事の少なかったジャンルの趣味の入門書も数多くラインナップされていました。 鉄道関係のラインナップも結構充実していましたが、昭和52年頃にこのシリーズでも...

Nゲージ入門書の黎明期・2・「工作ガイドブック」の時代

 Nゲージ入門書関係のはなし第2回です。 今回取り上げる本は科学教材社の「工作ガイドブック」です。 写真は77年版ですが初めて買ったのは75年度版です。こちらは本自体が読みすぎでばらばらに分解してしまいました(涙)お値段は3000円近く。今の感覚で言うなら軽く1万円くらいでしょうか。 無闇に分厚い通販カタログがただで送られてくる現在からすると時代の変化を感じます。 この頃は「模型とラジオ」や「子供の科学」が...

Nゲージ入門書の黎明期・1「Nゲージ」

 今回は鉄道模型ネタ、但し書籍です。 昔の鉄道模型入門書からいくつか拾ってみたいと思います。 第1回は科学教材社「Nゲージ」から 昭和50年当時Nゲージのみを扱った書籍は他になかった事もあり実用的な教科書を期待して購入したものでした。当時の田舎では書店の店頭にこの種の本が出ていることは先ず無かったので当然取り寄せでしたがネット通販も無かった当時注文から到着までは一月近く掛かった記憶があります。 それだ...