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「暗闇の悪魔 大頭人の襲来」

 前回から間が開きましたが、レトロ怪獣・SFネタのDVDから。とはいえ本作ののんき度はこれまで紹介してきたどの作品よりも高かった一作です。 ものは「暗闇の悪魔 大頭人の襲来」(1957年 AIP) ある夜アメリカの片田舎 ヒックスバーグの上空を謎の怪光が横切った。 実はその怪光の正体は宇宙から来た空飛ぶ円盤であり、地元民が「恋人の丘」と呼んでいるデートスポットの農場の近くに着陸を果たす。 たまたま通りかかって...

「ガス人間第一号」

 このところ熱帯夜続きですし、昨年来始めている真夏の怪人スリラーネタの映画から 「マタンゴ」「液体人間」「電送人間」「ゴケミドロ」「蠅男」ときたら本作を取り上げない訳にはいきません。(講談社「コレクションゴジラ大全集」12Pより画像引用) 「ガス人間第一号」(昭和35年 東宝)都内の銀行で頻発する強盗事件。そのいくつかは鍵のかかった密室状態の金庫室で犯人が消失する密室犯罪だった。しかも部屋に居合わせた被...

「ドクターサイクロプス」

 レトロ怪獣SFのDVDネタから 「縮みゆく人間」「透明人間と蠅男」と人体縮小ネタが続いていますが、今回はそのネタの中でも最も古いと思われる(そのくせカラー映画です)一作から 「ドクターサイクロプス」(1940年 ユニバーサル) アマゾンの奥地で特殊な放射性物質の鉱脈を発見した生物学者のソーケル博士。 さっそく放射線の研究を始めますが、研究の危険性を見抜き、邪魔をしようとした同僚の博士を殺害したソーケルは...

「透明人間と蠅男」

  (徳間書店「大映特撮コレクション・大魔神」62Pより画像引用) 久しぶりにレトロ怪獣映画ネタから。 前回紹介の「縮みゆく人間」の関連で縮小人間物のバリエーションをば 「透明人間と蠅男」(1957 大映) 羽田上空を飛行中の旅客機のトイレの中で乗客が刺殺される。しかし現場に被害者以外の人物は見当たらず人の出入りもないと言う完全な密室状態。そして数人の通行人がいる白昼の路上で女性が刺殺されたが犯人が全く目...

「縮みゆく人間」

久しぶりのDVDで拝む旧作怪獣映画のはなし。 過去のこのコーナーでは人間が巨大化するというタイプの怪獣物を取り上げましたが、今回はそれとは逆に「人間が虫より小さくなってしまう」はなしです。 こちらの特徴は自分の周囲そのものが巨大化し「市井の日常の風景がそのままの姿で魔境化する」怖さにあると思います。 物は1957年の「縮みゆく人間」 本作は主人公である市井のサラリーマン、スコットケアリーの独白からスター...

「北京原人の逆襲」

 久しぶりのレトロ怪獣DVDネタですが、時期的に言ってこれを「レトロ」と呼ぶにはやや新しい気もします(汗)そこはご容赦を。 先日紹介の「キングコング」は1930年代の作品でしたが、私らの世代にとっては「キングコング」というと1976年のラウレンティス版コングも当時それなりに話題になった作品です。 そのラウレンティス版コングの公開直後に製作された「北京原人の逆襲」(1977年 ショウブラザース)が今回のネタです。...

「放射能X 」

  DVDで拝む旧作怪獣映画のはなし。 マニアには何を今更でしょうが今回もメジャーな古典作品「放射能X」(1954年 WB)をば パトカーでニューメキシコの砂漠をパトロール中だった警官のベン・ピーターソンはうつろな表情で砂漠の真ん中を彷徨う一人の少女を保護する。 さらに探索するとそこからほど近い場所に少女の家族の物らしいキャンピングトレーラーがあったがその側面は大きく破られ、ほかの家族の姿はなかった。 謎の...

「コングの復讐」

 前回の旧作怪獣DVDネタで「キングコング」を取り上げましたが、その理由の一つがこの作品を取り上げたかったからです。 (と言いますか、先に第一作コングを書いていないと成立しないネタ) 「コングの復讐」(1933) 原題が「Son of Kong」な上に主役が本当にコングの子どもらしいので「コングの息子」でも一向に問題ない(そもそも本作のコングは「復讐すらしない」)はずですが続編としてのインパクト重視のタイトルという...

「キングコング」

久しぶりの旧作怪獣DVDネタ。 但し今回のは知名度ではNo1!「キングコング」(1933年)を取り上げたいと思います。 本作は著作権フリーになって大分経つせいか、大きな本屋さんなんかの店頭にある「一枚500円の新譜DVD」の中で容易に見つけられる作品であります。 30年前にこれの10倍近いお値段だった頃に大枚はたいてLD買った私の立場は一体(汗) 初見の当時から感じているのですが本作はあらゆるモンスター映画の原点であり...

「水爆と深海の怪物」

 今年最初の旧作SF怪獣映画のDVDネタ。 とは言っても今回はDVDではなくこの間BSで放送された作品から。 クラシック怪獣映画ではかなりメジャーな「水爆と深海の怪物」(1955年)です。 タイトルはともかくとして「港町を襲う巨大なタコの足」のビジュアルは結構有名でこれまでにも何度かBSやCSで放映されています。 マシューズ艦長の指揮のもとでテスト航海中の原子力潜水艦。しかしその最中に艦を追ってくる謎の物体がソナー...

「怪獣ウラン」

 DVDで見るレトロ怪獣ネタから。 このコーナーを始めた時の第一回の作品は「モノリスの怪物」という成長する結晶体が村を壊滅させるものでした。 この種の不定形の怪物が暴れまわる題材は海外の作品に多いのですがモノリスの怪物の様なのはこの中ではむしろ異色な方で、大概の場合は「スライム状、またはゲル状の生命体が人や街を襲う」と言うのが定番です。 今回紹介するのはそれらの中でも初期の一本「怪獣ウラン」(1956年...

「SF 最後の海底恐竜」

 DVDに見る昔の怪獣映画ネタ 今回は「SF 最後の海底恐竜」(1960年)をば 本作はTV放映版やビデオ版、DVD版でタイトルが異なる(笑)のですが一番露出が多そうなTV放映版のタイトルで行きます。 カリブ海のある島で港湾建設の浚渫作業に従事する技師長のバート。 ところが浚渫中の海底から氷漬けのアパトザウルスとディノサウルスが発見され大騒ぎになる。 早速二体は海底から引き揚げられるが、その夜突然の雷雨に伴う落雷...

「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲」

 夏場は和製ホラー系ネタが続きましたが暑さの収まる(はず)の彼岸どきに合わせて久しぶりのレトロ怪獣映画DVDネタから。 今回は「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲」をばケープカナベラルからほど近い沼沢地の1つのとある沼。 ある夜密猟者のレムは沼の表面に不気味な鱗と吸盤様の物を持った謎の生物を目撃する。酒場で目撃談を語るレムだったが相手にされず再び沼に出かけるが直後、何者かに身体を食い荒らされた死体となって発見さ...

夏のホラーDVDから「吸血髑髏船」

 今、CSでキイハンターの後番組だった「アイフル大作戦」(昭和47年 東映)と言うドラマを再放送中でして、当時を思い出しながら懐かしく視聴しています。この番組では探偵学校の生徒役で松岡きつこ氏(谷隼人氏夫人)が出演しているのですが、作中では3枚目風の明朗快活なコメディエンヌぶりを発揮して大活躍しておられます。 ですが元々松岡氏のエキゾチックなルックスは悲劇のヒロインとか怪しげな悪女と言った役どころも似合...

猛暑の熱帯夜に「吸血鬼ゴケミドロ」のはなし

毎度毎度同じ書き出しになってしまいましたが、梅雨明けこの方続いている猛暑日と熱帯夜の連続には全く参ります。 冷たい物を食べたり水分補給をまめにやるなどしてもなかなか追いつきません。 こういう時はぞっとするようなホラー系を観て少しでも涼を得たいところですね。 と言う強引極まりない出だしで和製SFホラー映画ネタに持ち込みます(笑) 今回紹介するのは「吸血鬼ゴケミドロ」(昭和43年・松竹) 血のような紅さの夕...