FC2ブログ

猛暑の熱帯夜に「吸血鬼ゴケミドロ」のはなし

毎度毎度同じ書き出しになってしまいましたが、梅雨明けこの方続いている猛暑日と熱帯夜の連続には全く参ります。 冷たい物を食べたり水分補給をまめにやるなどしてもなかなか追いつきません。 こういう時はぞっとするようなホラー系を観て少しでも涼を得たいところですね。 と言う強引極まりない出だしで和製SFホラー映画ネタに持ち込みます(笑) 今回紹介するのは「吸血鬼ゴケミドロ」(昭和43年・松竹) 血のような紅さの夕...

「電送人間」

 マタンゴ、液体人間と続けている和製ホラーネタ。 今回は「電送人間」(昭和35年・東宝)から。 (講談社「コレクションゴジラ大全集」12Pより画像引用) 液体人間の時にも書きましたが、当方の変身人間シリーズとのなれそめはケイブンシャの「原色怪獣怪人大百科」でした。 ウルトラマンや仮面ライダーをはじめ、ゴジラやガメラ、当時聞いた事もない様なマイナー作までひっくるめて網羅した「原色怪獣怪人大百科」は文字通り...

梅雨空と液体人間(笑)

相変わらずの梅雨空ですっきりしない天候が続いています。おかげで畑の除草剤を撒くタイミングもつかめず往生しているこの10日間です。そんな梅雨空にマタンゴほどではないですがやっぱりじめじめしている特撮怪奇映画から。(講談社 テレビマガジンデラックス ゴジラ大全集11Pより引用)東宝変身人間シリーズの第2弾(昭和29年の透明人間を第1弾として)「美女と液体人間」(昭和33年 東宝) 水爆実験の放射能の影響からか、...

サバランを食べて「マタンゴ」を観よう(爆)

 梅雨時のじめじめした時期、観ているだけでもっとじめじめした気分になれること請け合いの和製怪物映画から。 私の家内は洋菓子のサバランが大好きでして仕事帰りに時々スーパーでふたつ500円くらいのパック品のサバランなんかをお土産に買って帰る事があります。 で蒸し暑かったり、じめじめした気候の夜中にそのサバランを食べていて思うのは「これってアレに似てないか?」という事です。(講談社 テレビマガジンデラック...

「月のキャットウーマン」

最近ややネタ切れ気味で紹介の間が空いている昔の怪獣・SF映画DVDのはなしから。 今年の正月の帰省時に入手した「月のキャットウーマン(1953)」 「ロボットモンスター」「火星から来たデビルガール」もそうだったのですが本作も一般的に「ヘンテコな怪作」という評価が定着している一作です。 そんな事もあって買ったはいいものの、ついこの間まで再生を躊躇っていた一本です。先日から当地も梅雨入りですし「ジメジメした気...

「巨獣ビヒモス」

 今回の作品は先日紹介した「原子怪獣現る」と対を成す一篇で殆ど姉妹作と言っても良いくらいよく似た構成です。 1959年の「大海獣ビヒモス」 個人的には文献で見かける「巨獣ビヒモス」の方かしっくりくるのですが現代の和訳では「大海獣」が正しいようです。 海洋上の原水爆実験、深海に投棄される放射性物質 それらの影響で海の生物の体内に放射性物質が蓄積されてゆくと言う事実に危惧を抱く若き科学者、カーンズ博士が本...

「火星から来たデビルガール」

 レトロ怪獣DVDネタ・・・と言っても今回のを「怪獣もの」と呼んでいいものかどうか? 「火星から来たデビルガール」(1954)から ある夜、謎の火球が英国本土上空を通過しスコットランドのとある山村に墜落する。 この物語の舞台は墜落地点にほど近い寂れた旅館。 そこには経営者のジェイムスン一家3人と作男、そしてウェイトレスのドリス。 そして宿泊していた素性不明の女性客プレストウィック。そこへ殺人事件の脱獄犯と...

「原子怪獣現わる」

ムカシ怪獣映画のDVDネタから。 と言っても今回のはマニアの間ではメジャー級、LD時代の頃から割合手軽に買えた(ってほどの値段でもないですが)作品です。 その名も「原子怪獣現わる」(1953年 WB) 水爆実験の科学的データを得るために実験場となった北極の氷の世界に来た観測班のネスビットとリッチ―。 だが一面氷と放射能のるつぼと思われてたそこに突如現れた巨大恐竜!二人は恐竜が崩した雪崩の下敷きになり、リッチ―...

「ロボットモンスター」で新春を飾る(笑)

 例年盆暮れ正月時に大昔の怪獣映画のDVDを観ると言うのがここ数年の恒例となっているのは既述の通りです。 今年も2.3本調達してきましたが、その中でも特におめでたい度が高そうな1本をば という訳で今回は「ロボットモンスター」(1953年)です。 本作についてはいくつかの本で「史上最低の宇宙人映画」と書かれている事が多く、以前入手した50年代SFの予告編集で観た印象もそれを裏書きするものでしたが、本編を通しで観る...

「ロボット大襲来」

 久しぶりになりましたが大昔の怪獣映画DVDネタです。 とは言っても今回のはロボット物ですが(笑) DVDのタイトルは「ロボット大襲来」(1954年) ですが原題の”Target Earth“からすれば「標的は地球!」の方がピンと来ます。 前夜睡眠薬を飲み深い眠りから目覚めた、主人公のノラ。 しかし彼女のアパートから人の姿は消えていた。アパートだけでなく彼女の住むロサンゼルスの街全体から人が居抜きで消えたゴーストタウンに...

「人類危機一髪!巨大怪鳥の爪」

 前回紹介した「巨大カニ怪獣の襲撃」に続く「ブサイクなのに無闇に強いモンスター」ネタ第二弾。 こちらはカニよりもっと凄い!何しろ正攻法で人類を滅亡寸前まで追いやるのですから。 その名も「人類危機一髪!巨大怪鳥の爪」(1957年) ここに登場する巨大怪鳥は特に凄い武器を持っている訳ではありません。それがなぜ強いのかについては後述します。 北米大陸をカバーする防衛レーダー網の性能テストでジェット機を操縦し...

「巨大カニ怪獣の襲撃」

 納涼怪獣DVD大会ネタから 広い世間ではたとえ怪獣映画と言えども「見る側がぶったまげるほどブサイクな怪獣」と言うものが存在します。 日本では映画よりもむしろTVの変身物でそういうのが多いのですが基本的にはブサイクはブサイクなりにユーモラスな一面を持っているとか、親しまれやすいポイントがあるとかで救いを持たせる事が多い物です。 ですが洋物の場合はブサイクである事に作り手が無自覚なのか、見た目と実力の間...

「巨人獣」

 わたし的な帰省名物と化している「旧作洋物怪獣映画のDVD購入と視聴」ネタから。 昨年から行きつけのDVD屋さんが大晦日休業になった関係で実質夏の帰省の時しかこれができなくなったのが残念です。 とはいえ今回もDVDを購入してお盆時の納涼劇場を堪能しました。 今回取り上げるのは「巨人獣」(1958年) このブログで以前取り上げた「戦慄!プルトニウム人間」の純然たる続編です。 前作のラストで200Mの高さのダムから転...

「鉄人トーバー」

久しぶりの怪獣DVDのはなしから今回紹介するのは1954年の「トボーザグレート」禁断の惑星に登場する「ロビー」と並んで等身大人型ロボット物の走りとなったキャラクターの作品です。本作は「宇宙船」誌上では「鉄人トーバー」というタイトルで紹介され、私もそのネーミングの方が馴染みがあるのですが、後のビデオソフト化では「偉大なるトボー」などという「静かなるドン」と勘違いしそうなタイトルになっていて混乱させられた思...

「冷凍凶獣の惨殺」

今回は60年代怪獣ネタから実は故郷のレコード屋でDVDは見つけていたのですが、地上波で既に観ていた奴です。今回紹介するのは「冷凍凶獣の惨殺」からタイトルはこの上なく物騒ですが、内容はごく正統な怪獣物なので安心して観ていられます(笑)この作品を初見したのはテレビ東京だったかの深夜劇場でした。たしか90年代の終わりころだったと思います。あの頃はテレビのロードショー番組自体がこれ位古い作品をやらなくなりかかっ...