思いでのジュニア入門百科より「拳銃百科」

 ジュニアチャンピオンコースはこれまでにいろいろなジャンルの本を多数出していますが何故かあまり手を出さなかったジャンルと言うのもあります。

 そのひとつにメカ系というのがあります。
 初期~あ全盛期のジュニアチャンピオンコースでは車、軍用機、拳銃はもとより学研自体が鉄道模型を出していながら鉄道本すらラインナップされていませんでした。
 (但し終期にはいくつか出る様になっています)

 同様にアニメディアなんて言う雑誌を後に創刊するのにアニメや特撮等のマスコミネタも殆ど無し(メディアミックス風の本が数冊出ていますがこれがまたこのシリーズらしいと言うか「レンズはさぐる」「あなたに挑戦」といったNHK教養番組の物でした)

 言い換えるなら70年代当時ジュニアチャンピオンコースの亜流や競合シリーズを出していた所からすれば怪獣かメカを出していれば特徴にはなったという事でもあります。
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 今回はそんな中から秋田書店のカラー版ジュニア入門百科「拳銃百科」を
 これなどは絶対にジュニアチャンピオンコースでは出そうにありません(笑)

 秋田書店といえば「写真で見る世界百科」シリーズでジュニアチャンピオンコースに先行して児童入門書の地歩を築いたイメージがあるのですが70年代中盤は対象年齢を下げてジュニア~と真っ向からバッティングする本シリーズをリリースしています。
 そのためか実用系入門書では題材がバッティングしやすかったのですがメカ系の入門書で特徴を出そうと試みた形跡も見られます。

 本書の著者は軍事評論家としても有名な小山内宏
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 ページを開くとこれでもかとばかりの世界の拳銃カタログが展開します。
 軍用拳銃については主にその歴史を、警察拳銃では射撃訓練の図解が、西部の拳銃では歴史的な決闘や拳銃自体の進化の過程が解説されていて平易な文章でありながら極めて情報量が多いのが特徴です。
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 この種の本ではお約束の「世界の珍銃」のコーナーも抜かりありません。
 あの頃この本を読んで拳銃マニアになったいい大人は結構いそうな気がします。

 まあ、私が本書を読んでいたのは専ら「アクションドラマや刑事物の射撃シーンのお供に」という非常に消極的な理由によるのですが(汗)

 ところでこのシリーズのもう一つの柱は「鉄道ネタ(またかい汗)」なのですがこれらについても折りを見て触れてみたいと思います。


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コメント

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お邪魔いたします。

どうもです。光山様。

「これ、本当に児童向けの本か?」っていうくらいの内容ですね。
紹介している銃だって、普通のガバメントでなく、小型版のコマンダーに、射撃競技用のゴールドカップとかって・・・。

1960年代までの日本では、銃に関する資料が少なかったと言われています。特に、子供向けのマンガなどでは、銃に関する描写がえらくいい加減だったそうです(チョンマゲ型のオートマチック?とか)。

児童向けのマンガで、銃が正確に描かれるようになったのは、望月三起也氏の作品が最初のようです。
特に70年代に入ると、「ワイルド7」が大人気を呼び、銃に興味を持つ子供が多くなったため、このような解説本も出たのではないかな、と思っています。

>妄想大好き人間さん

 この頃の児童書は何気なくマニアックな内容の物が多いですね。読者が背伸びしたがる年頃でもあるので薀蓄が多い方が持て囃されたのでしょう。

>チョンマゲ型のオートマチック?とか~
 60年代までの漫画は活劇性が重視されているので考証のいい加減さも許される所も多かったのではないでしょうか。
 いつまでも弾が切れない無限連発銃とか(笑)

 近日中に鉄道ネタを引っ張り出そうと思っていますがこちらは著者の姿勢によって濃い薄いの差が激しい気がします。