1985年のモーターショーから・日本フォード編

 1985年のモーターショーのはなしから。
 今回は日本フォード編です。
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 この頃のフォードは今と異なり日本における売れ筋のクルマが殆どマツダのOEM車ばかりという状況でした。
 カペラの顔替えのテルスター、ファミリアのスキンチェンジのレーザー、ボンゴの顔替えのスペクトロンなど、名前こそアメ車っぽい物の殆ど当時のマツダ車そのまんまというラインナップでフォードのブランドを期待してみるとか肩透かしを食う感じが強かったのも事実です。

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 パンフレットのページの中ほどには北米フォードからの輸入車のラインナップが掲載されているのですがこの当時はサイズ的にもイメージ的にもアメ車っぽさが希薄な物が多くフルサイズのどーんとした押し出しのアメ車を期待すると少しがっかりします。

 この当時は石油ショックの影響がまだ残っていた頃でアメ車といえどもダウンサイジングが最優先課題だった時期と重なります。また、後に全盛となるミニバンやSUVの流行時期の前という事もあってアメ車の魅力が一番薄かったのも仕方ないかもしれません。
 その中で唯一気を吐いていたのがワゴンモデルに人気があったトーラスでした。
 基本的にクルマとライフスタイルが直結しやすい彼の地にあってワゴンという車形に魅力的なものが多いのがこの頃までのアメ車でしたがその魅力が一番よく出ていたのがこれだったと思います。

 当時私が欲しかったガイシャのひとつがやっぱりこれでした。
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 それ以外で一番魅力的だったのはマツダの設計・生産ですが当時としてはなかなか斬新なコンセプトのコンパクトカー「フェスティバ」があります。
 1300ccクラスのコンパクトカーは鈴木のカルタスやダイハツのシャレードなどどれもこれも「セダンの縮小版みたいな背の低いハッチバック」ばかりだった当時トールボーイ&キャンバストップという遊び心満載のこのクルマの存在はかなり新鮮でした。
 上述の通りフォードブランドで出ているマツダのOEMにはほとんど種車があったのですがこのフェスティバだけはマツダのバージョンが無く、その意味でも独特のプレミアム性のあるコンパクトカーとして当時はかなりの支持を受けた車です。
 今のラインアップでもフィエスタなどコンパクトカーでは中々センスのいいデザインの物がありますが、この手の遊び心のあるコンパクトカーはこのメーカーのお家芸みたいなものかもしれません。

 今ではフォードのディーラーというと最近のアメ車の隆盛を象徴するようにコンパクトSUVやらムスタングの様なリメイク名車などがショールームを飾っていますが、この辺りにも時代の流れを感じますね。


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コメント

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またコメントであります

どうも、光山様。

貴重な資料に恵まれていますね。

ちなみに、テルスターは、台湾ではパトカーの主力だったみたいですよ。

ヨーロッパフォードのクルマは、ドイツの「アラームフォーコブラ11」なんかではスタント破壊車常連ですね。

ところで、私がよく見る海外サイトに、IMCDBというのがあります。
世界中のいろいろな作品に登場するクルマの情報が詰まったサイトで、「西部警察」やメタルヒーローや戦隊モノ、怪獣映画なんかも紹介されています。
まだ未見でしたら、ぜひ見ても損はありませんよ。

>妄想大好き人間さん
 
 サイト情報ありがとうございます。
 早速簡単にチェックしてみましたが執念物の収集力を感じるサイトですね。
 今後参考にさせて頂きます。

 テルスターですが言われてみれば台湾では結構良く見かけるクルマでしたね。タクシーには乗った事があります。