「消えた巨人軍」

 先日紹介した「怪物 王貞治」に関連したネタです。
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 先日CSで放映されていたドラマ「消えた巨人軍」(1978年・東映・NTV)から
 昨年暮れに自宅の大掃除の際にたまたまこれが放映されているのを観ながら神棚やら仏壇の掃除をやっておりました(笑)

 文字どおりの「ながら視聴」ですが(爆)ミニシリーズながら結構楽しめたので春先の再放送で改めて全話録画し直しました。
 本作は西村京太郎原作のサスペンスドラマですがこの前後の時期に「消えたタンカー」も映像化されています。
 西村京太郎と言えば十津川警部を主人公にした一連のトラベルミステリーでお馴染みですがこの頃は巨人軍やらマンモスタンカーやらと引田天功並みに何でも消していた様で(笑)

 大阪の阪神戦に参加するために新幹線に乗り込んだ巨人の選手たちが列車から忽然と姿を消し、謎の犯人グループから身代金の要求が球団本社に付き付けられるという物。
 たまたま同じ列車に新婚旅行で乗り込んでいた藤岡弘扮する刑事を中心にした捜査チームが犯人のトリックを暴き選手たちの探索と救出に当たるというものです。
 ストーリー内の時間は24時間前後しかないのですがドラマは週1の全5話というゆったりした構成ながら緩急のつけられた構成なので意外に飽きません。
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 ですがこのドラマで私が注目したのは第一回、大坂志郎扮する花嫁の父親でもある先輩刑事の「ジャイアンツファン描写」でした。

 前回「怪物 王貞治」の時にも書きましたがあの頃の中年男性の娯楽と言えば「巨人・大鵬・卵焼き(?)」
 私の亡父をはじめ親戚筋も夜のプロ野球中継は大好きでお盆の夜に大一番でもあろうものならテレビの前に集団でビールを組み交わしながら即席の解説大会が展開したものです。

 本作での大坂志郎の描写は正にその頃のジャイアンツファンの生態の一端を垣間見せるものです。
 張り込み中にも今夜の試合予想を嬉々として語り(因みに後輩の藤岡弘はアンチジャイアンツファン)
 休日には孫と道端でキャッチボール(あの当時はそんな事が都内の下町でもできた様です)
 挙句の果てには自宅にはベータマックスのビデオデッキを鎮座させ、娘から結婚の告白を受けた夜には長嶋の引退試合を再生しつつビールを傾ける。

 流石に亡父はビデオデッキまで動員しませんでしたが、上述の生態のいくつかはあの頃の所帯持ちの中年男のそれと見事に重なります。
 そろそろそういう年代に接近中の私にとってはある意味その熱さが懐かしく感じられます。

 前述の通り最初にこれを通しで観たのは暮れの寒いさなかでしたが夏場の夜8時台くらいに観れば雰囲気満点でしょう。
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 野球ファン以外にとっての本作の注目ポイントは選手たちを乗せた0系新幹線の描写(編集の都合からか同じ列車なのに大窓車と小窓車がちゃんぽんしていますが)
 同じく東京駅の新幹線ホームや最終近い真夜中にロケされたと思われる到着駅の新幹線ホームの寒々しさ。
 
 そして冒頭で藤岡・大坂コンビの刑事と立ち回りを演じる犯人二人組が「中屋敷鉄也と新堀和夫」だったりする所でしょうか。
 中屋敷氏に至っては「刑事くん」のOP(歳がばれます)さながらに「歩道橋から落ちかかる」描写付き!
 まさかこのドラマで「顔出しで仮面ライダー同士の対決(戦隊レッドも共演)」が拝めるとは思いませんでした。


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