カラーブックスの思い出 「電気機関車」

 カラーブックスネタから
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 今回は「電気機関車」を取り上げようと思います。
 本書の初版は昭和56年。その時点で現役の電機群を俯瞰で取り上げたミニ百科事典の体裁です。

 この点、車両に対する情緒的な視点で一冊構成された蒸気機関車系のそれとは一線を画しています。
 とはいえ、今読み返すとEF63やEF71をはじめ現在では引退してしまった機種が大半ですが。

 ただ、機関車特有の特徴である「牽引する列車(つまり貨車・客車)によって印象が変わる」事から来るバラエティ溢れる写真はやはり今見ても魅力的です。
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 夜行列車もほぼ絶滅した今、機関車が牽引する列車と言えば貨物列車、それもコンテナとタンカーに集中しているのが現状ですが、あの頃は客車ひとつとってもブルトレはもとより団体列車や普通客車、その中で更に旧客と新型車が混然となって運用されていました。
 貨物列車でも今は見られない様々な貨車を混結した混合列車がまだ多かった時期だけに楽しい物があります。

 個人的にですがやはり東北本線沿線で育った身としては真っ赤な交流機にそこはかとないノスタルジーを感じてしまいます。
 私も歳ですね(汗)
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 又、当時はEF59やED16も現役だった時期ですのでそれらの機種の紹介もされて居ますが本書の登場がもう10年遅かったらこれらのデッキ付電機もノスタルジーの対象としてもっと取り上げられていたのではないかという気もします。
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 巻末には当時現役だった電機の諸元表が付いているのですが私鉄電機にかなりのスペースが咲かれているのに肝心の機関車の写真が西武E851と秩父デキ500しかないのはページの関係もあるとはいえ今となっては食い足りない部分です。


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コメント

非公開コメント

すいません

 続けてコメします(笑)
昭和56年と言うと1981年ですが、まだまだ60年代
や50年代の設計思想に基づいた車両たちの天下
でEF65PFなんかは正に新車の部類でしたし。
前にも書きましたが、この時期にカラーブックスは
日本の私鉄シリーズを打ち出し昭和56年になると
東急、東武、都営交通、翌57年には京王と今まで
ビクトリアル誌が得意としていた分野に乗り込んで
来た感がします。
本書はサイズの割には写真構成が上手く後半の
解説も分り易く車輛形式図も同様です。
年々減って行く貨物そして機関車と言った所です
が昭和56年当時、まさか国鉄が私鉄になると言っ
た話は冗談でも想像できなかったくらい国鉄全盛
時代だったのでしょう。

>星川航空整備部さん

 本書の出た前後から国鉄でも貨物扱いの縮小が始まっていますから現役の貨物機関車が纏まって撮れる最後のチャンスだったような気はしますね。

 言い換えれば『電気機関車で一冊作れる』のは懐古本ならともかく今のラインナップではこれだけ数を揃えられなかったようにも思えます。

 そんな事を思うとこの時期に「日本の私鉄」シリーズに舵を切ったカラーブックスの先見の明は大したものでしたね。