思いでのジュニアチャンピオンコースから・「レンズはさぐる」

 今回はジュニアチャンピオンコースネタから。

 以前も書きましたが、ジュニアチャンピオンコースではマスコミネタとメカネタはあまり扱われなかった記憶があります。

 他の入門百科で見かける「怪獣」「ミリタリー」「アニメ」等を主体とした物は殆どありませんでした。
 が、だからと言ってテレビネタが全くなかった訳ではありませんがこれがまた如何にもジュニアチャンピオンコースという趣のものです。
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 その一冊が今回紹介する「レンズはさぐる」です。

 今ではこのタイトルを聞いて懐かしむのは40代以上の人ではないでしょうか。
 昭和41年「四つの目」というタイトルでスタートして昭和47年「レンズはさぐる」に改題、昭和53年まで続いたNHKの科学番組です。

 高速度撮影や赤外線・X線撮影、超マクロ撮影など当時は珍しかった撮影技法を駆使してある時な虫の世界や自然現象、ある時はスポーツの一瞬、時には「虫歯のドリル」まで様々な題材を取り上げて身近な驚異の世界をブラウン管に再現して見せる番組でした。
 放送は確か金曜日の6時5分からでしたが、当時私の故郷では民放が少なかった上にこの時間帯に強力な裏番組がなかったせいもあって結構よく見ていた番組でした。

 そんな番組が書籍化され、それがジュニアチャンピオンコースだったという辺りは流石「『●年の科学』の学研」らしいと言えば言えます。

 内容は学研らしく番組でも取り上げた科学的な好奇心を刺激する様々な画像が掲載され今見ても結構面白かったりします。
 これらの映像のいくつかは今ならそこいらのデジカメでも撮れる物があるのですが、こうした科学的な好奇心を刺激させられる使われ方がされているだろうかとふと感じました。
 何でも知ったかぶりしないと気が済まない様相の今のご時世、素朴な驚きの大事さはもう少し認識されても良いように思えます。

 個人的に楽しめたのは後半の番組の歴史と製作裏話。
 今時「レンズはさぐる」を取り上げてくれるテレビ雑誌もありそうにない気もするのでとても貴重です(笑)
 (いや、「NHK教育テレビの学校放送番組」ですらコンシューマー向けDVDになっているのですからひょっとしたら)

 この「レンズはさぐる」は上述の通り昭和53年まで続きましたが、内容を大人向けに仕切り直し「ウルトラアイ」としてゴールデンタイムに進出、以後「ためしてガッテン」「ダーウィンが来た!」などのNHK科学教養系番組の系譜を作る事になります。

 さて、本書はこの間中野の某古本屋で見つけたものです。
 この手の入門百科は怪奇現象とかデザスターネタ、妖怪ネタなんかのアシッドな奴だとおおむね数千円から下手をすると数万円の値がつくものですが、本書の様な地味な素材の本は殆ど当時の定価と変わらない値段で買えます。


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