思いでの大百科シリーズ18「ヒーローメカ2大百科」

先日の帰省の折の発掘品から

 思い出の大百科シリーズ、今回は久々にヒーロー・特撮ネタです。
 20年位前に弟が買った「ヒーローメカ2大百科」
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 この「弟が買っていた」と言うのが曲者でして、今回日開いてみるまでどういう内容の本かほとんど知らずに来ていたものです。
 そして今回読んでみてあまりの内容の濃さにびっくりしたという訳で(笑)

 本書は80年代初めに出た「ヒーローメカ・必殺技大百科」の続編にあたるもので昭和61年までの特撮ヒーローものに登場するメカニックを網羅したものです。
 このジャンルについては、以前紹介した講談社の「ヒーローメカ大百科」がありますが、掲載されているのは当時の特写写真を中心としたスチルで構成されています。

 ですから写真の絶対数は少ないものの画質はクリアで、設定文の量がかなり多い「読ませる」構成になっていました。

 ですが本書で取り上げられている写真はその大半が「映像フィルムやビデオの抜き焼き写真」で構成されているのが大きな特徴です。
 この2冊のリリースにはほぼ6年ほどの間が空いていますが、その間の大きな変化として「ビデオデッキの普及」「ビデオソフトの充実」があったのが関係しているといます。
 ビデオなら好みの所で画面を留める事もできますし、それによってこれまで画面の上でしか露出しなかったマイナーなメカが注目されやすくなりもしました。
 そうした時代の流れの変化を最もよく反映したのが本書と言うこともできます。

 ここまで随分と奥歯に物の挟まったような前振りです(笑)が本書の凄さはここからです。
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 何しろ本書で驚かされたのが上述の特徴に支えられた「無暗な情報量の多さ!」です。
 昭和33年の月光仮面から昭和61年の時空戦士スピルバンまでの特撮ヒーローに登場したメカが取り上げられているのですが、従来の大百科でほとんど取り上げられなかったマイナー作品(例・「電撃!ストラダ5」「猿の軍団」など)が取り上げられています。

 そればかりか既存の作品でも従来取り上げられなかったような一回こっきりのマイナーメカがかなり取り上げられているのがすごい所です。
DSCN8060.jpg


 何しろ仮面ライダーの項では「ショッカー(およびゲルショッカー)の使ったトラックが7種も写真付きで掲載」あるいは第27話のみ登場の「ごっこ遊び様段ボール箱のサイクロン自転車」なんてのまで写真付きで載っています。
 もっとマイナーなところだと「スーパーロボットマッハバロン」で「村野博士の愛車」としてロンドンタクシー(!)が出ていて驚きました。

 更には「宇宙刑事シャリバン」の項では「グランドバース艦内の音楽鑑賞用の「TEACのオープンリールデッキ(おいおい)」まで載っていて唖然とします。
 
 上述の例はあくまで一部ですが、本書の情報量がどれほどのものかこれで窺い知れるのではないかと(笑)

 巻末には宮内洋氏のインタビュー、更には「メカ大百科」のポリシーに反して「スケバン刑事3」の特集まで組まれおなかいっぱいどころの騒ぎではありません(爆)


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コメント

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No title

フラッシュマンは、大百科の表紙にあるフラッシュキングが親に初めて買ってもらった玩具であり話のハードさと面白さで思い入れはあります。ただキングが破壊される場面は本気でトラウマでした。スピルバンも見てましたけど、主題歌の水木一郎兄貴が歌う主題歌の臭さに幼児ながらも恥ずかしかったです。ダイアナは好きでしたけど、ダイアナの天然なエロさは時代を先取りしすぎた気がします。スピルバンはヒロインは褒められるけど、話の内容ははっきし言ってつまらないですよ。ちなみに小学生の頃ヒーローメカ大百科書店に置いてありました。

Re: No title

>光になれ さん

 キングが破壊され戦隊がロボットなしで戦うという展開は当時とても新鮮でした。あの頃は「新機軸=試行錯誤」的な作劇でしたから観ていてハラハラできるという意味で良い時代だったと思います。

 フラッシュマンの頃から「2号ロボ」が商売になり始めましたが、グレートタイタンはどこから見ても「タケちゃんマンロボ」にし
か見えなくて困った思い出があります(当時は戦隊シリーズと「ひょうきん族」が同じ曜日だったから尚更w)

 スピルバンは個人的に「人生で初めて夜7時台に観られた東映ヒーロー物」と言う印象が非常に強いです。
 ただ、前番組のジャスピオンであれだけ盛り上がった後だった上に第一話がいきなり「カナダの大雪原」を舞台にするというスケール感で期待させたのに、その後のグダグダっぷりが(正月早々「今年もよろしくううう!」と爆砕する怪人なんてのはその典型)
 最終回の一番の見どころが「メタルダーの新番予告」だったと言うくらい悪印象が強かったですね。