あの頃の「謎のミニカー」のはなし

 子供の頃に買ってもらったミニカーでその後車種も正体もわからないままに紛失してしまい、あれは何だったのかと記憶の中でいつまでも引っかかっているという事があります。
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 小学校低学年くらいの頃と記憶しています。
 当時はトミカもようやく出たばかりで車種もそれほどではなく、あのサイズのミニカーというとマッチボックスの天下でした。
 トミカも含めてあのサイズのミニカーを買ってもらうとしたら大概がデパートか玩具屋と相場が決まっていたものですが、その中で唯一「本屋さんで買ってもらった」というのがあります。

 その「本屋さん」は今でも盛岡で最大手の書店(「さわやの大通店」と書けば盛岡の人間には大概わかるほどの老舗です)ですが当時から本屋さんらしい本屋さんという感じでとても「ミニカーの買える店」という印象と繋がりにくかった所でした。
 それだけにそこで買ってもらった2ドアセダンのミニカーは非常な印象を私に刻み付けたものです。

 ですが当時は「外車」に詳しかったわけでなし、おまけに英語の読み書きなどもやっていない時期でしたから車種もメーカーも全く不明。
 ただ、トミカと並べた時に微妙に小ぶりだったのと、その割に造形が非常にシャープでホイールも本格的な物が付き、トミカともマッチボックスとも違う品格のようなものを感じさせる車だったという印象はありました。

 そのミニカーもどういうきっかけだったか私が中学に上がる頃にはすでにどこかへ行ってしまい全くの行方不明。
 本屋さんに行ってみてもその頃にはもうミニカーは売っていませんでした。

 以来40年近く「あれはどこのミニカーの何という車種だったか」が私の中で小さな謎になっていました。

 それが先日中野の某中古ショップ(もちろんミニカーの専門店です)でその思い出のミニカーが売られているのを見つけた時にあの頃の記憶が一気に蘇りました。
 わたし的には40年ぶり位の再会です。

 さて、問題のミニカーは「シュコーのフォードエスコートGT」がその正体でした。
 サイズが小ぶりと書いたのは「小型車を66分の1でモデル化していたから」で本来ならトミカのクラウンと並べてもスケール的にはほぼ合致していることになります。
 おそらくサイズは当時のカローラかサニー並みだったのではないでしょうか。
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 ボディの造形はトミカやマッチボックスよりもシャープで、開閉できるドアの合いも良くドアを閉めた所は非開閉の一体型モデルに引けを取りません。
 別パーツのホイールも実車っぽいですし底面にモールドされたエンジンやプロペラシャフトのモールドもシャープなものです。

 興味深いのが底面の刻印。
 ミニカーの場合、ここにブランド名や車名、スケールが刻印されている物ですが、エスコートの場合それに加えて「64PS・150Km/h」と刻まれています。
 実車のスペックまで記載するとはさすが独逸製(笑)

 ですがこのスペック、今となっては軽のターボ車並みです。
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 このミニカー、造形がシャープで細密感・凝縮感もあるせいかレイアウトの街並みの風景に置いてみても相当な存在感を見せます。



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