50年前の「模型とラジオ」にたまげる・1

 先日の上京で一番の拾い物から。
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 新宿の某中古ショップで見つけた「50年前の模型とラジオ」
 正確には昭和37年の号で創刊10周年記念号でもあるそうです。

 この雑誌、ごく最近の号でも古本屋は勿論鉄道系のショップでも見掛ける事はまずありません。

 鉄道模型や鉄道の記事もあるのですが全体に「ビギナー向けの工作総合誌」と言う微妙な立ち位置である事も関係していると思います。
 さて、この「模型とラジオ」ですが昭和40年代の終わり頃には私が、昭和50年代の中ごろ~休刊時までは弟が専ら買っていた雑誌でした。
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 弟が読んでいた休刊前後(昭和59年頃)はメインがガンプラをはじめとするアニメモデルの割合が多買った一方でMSXパソコン、RCやミリタリーネタもあってそのそれぞれが読み応えのある内容だったのに驚かされた事があります。
 鉄道模型の記事もNゲージ中心とはいえ、当時のTMSやとれいんですらやらなかった「動力をゼロから自作して自作の車体を被せる」と言う殆どフルスクラッチに近い記事が毎号掲載されていました。
 題材もキハニ5000、小田急LSE、EF55と異様に渋すぎ。中には真鍮板からボディを成形するレベルの物まであります(キットメイクに非ず!)
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 そのハイブロウさは、20年後に読み返した私でさえびっくりする物で当時の中学生でこれをものにできた読者はどれだけいただろうかと思えるほどです。

 模型とラジオの凄さはそんな所からも「知っている積り」だったので50年前の本誌はどういうものだろうかという好奇心が本誌を買わせました。
 当時の定価より高いのは仕方ありませんがそれでも手が出ない額ではありません。今のTMSとほぼ同額くらいとだけ書いておきます。

 早速帰りの電車で読み始めましたが「電車が終点に着いているのに気が付かなかった」位に引き込まれました。
 50年前の本だというレトロさ加減を差っ引いても凄い雑誌です。

 とても一回ではこの凄さを書ききれないのでこれから何回かに分けて書きたいと思います。


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コメント

非公開コメント

ややや!

 科学教材社さんの模型とラジオ!
私も持っていますよ・・・昭和39年号とか(笑)
中学の終わり頃に模型とラジオにハマっていました。
本科的なライブスチーム模型から紙とカッターが有
れば直ぐに出来るワンボックスカー模型と多彩に
ジャンルを集めた本と言えます。
HOなんかもモーターさえ除けば適当な木の板と
小さな角材とボール紙加工で造る私鉄電車も今
となっては組み立てキット、トータルキットと言った
分野で私鉄、JRを気軽に作れますが小高のキット
を除くと無かったしモデル化された車両も限られて
いましたからね。
私が持っている最古の39年号には面白い記事が
有って当時プラモデルで世界の家シリーズと言う
キットがあって豆電球を入れて明るくするとか噴水
装置(見事に教材社の宣伝が)を使った噴水を付け
て本物らしくと恐らく夏の号なので夏休み課題!
模型とラジオと来れば工作ガイドブックですが75と
77が手元にあってHOゲージ商品のページには
何と模型の写真ではなく大半が実物写真です!
まあ75年くらいからゲージを問わず旧国72系
全金属更新車とかキットのみの販売でしたが
17メール級のモハ30、銀河模型の都電6000型
とか国鉄以外の車両も製品化され鉄道模型界
も一つの変革期を迎えた頃かと思います。

>星川航空整備部さん

 そちらもお持ちでしたか。
 昭和40年代前半位までは「模型とラジオ」「模型と工作」が子供向け模型誌の双璧でしたね。

 工作ガイドブックは私も持っています。
 あれにも当時どれだけ「夢」と「金銭的現実」を与えてもらった事か(笑)

 末期の模型とラジオは殆どガンプラ専門誌の様相を呈するのですが、それでもホビージャパンとは異なる矜持は感じられました。