「刑事コロンボの秘密」

 先日からBSで「刑事コロンボ」のシリーズ一挙放送がスタートし、私も早速完録体制で望んでいる所です。
 思えばテレビでコロンボを初めて見たのは小学生の頃ですが、あれから40年以上経つというのに未だに見返しても飽きないのですから大したものです。
 第一作の「殺人処方箋」のNHKでの放映が1972年(但しNHKUHFで先行放送があったようですが)、私の印象に残る最初のシリーズ放送は1979年まで続いていた様です。当時は裏番組が「8時だよ!全員集合」だったのですがコロンボの放映期間中はドリフをお休みして観ていた記憶があります(笑)
 前述の様に放映形態が一種のテレフィーチャーで各話が1時間10分~1時間半の尺でしたから最後まで観ていると次枠の「Gメン75」や「熱中時代」にまで食い込むという悪魔のような番組ではありました。

 それだけにコロンボの再放送を観るということは私にとっては一面で「70年代の土曜の夜を追体験する」という側面もあります。

 それにしてもこのシリーズ、各話の密度が高いせいか週一でさえもお腹いっぱいになるのに今回の再放送は月~金のベルト放送。
 どうかすると日曜日に番外編的に枠が設定されたりするのですからたまりません。
 例えるなら毎日大盛りかつ丼をおやつ時に食わされている様なものです(なんて例えだ汗)

 元々このシリーズは「NBCミステリームービー」(日本で言えば「土曜ワイド劇場」みたいなもの)の1シリーズとして原則月一程度のペースで放映されていたものですから無理もありません(同じシリーズには「警部マクロード」「署長マクミラン」などがありこれらも当時はNHKで放映されていました。今この2シリーズを覚えている人は40代後半以上でしょう)
DSCN8642.jpg

 そのコロンボを観る時にガイドブック代わりに手にしているのが10年位前に買った「刑事コロンボの秘密」という一冊。
 本書の出た95年当時は「磯野家の謎」に端を発する懐かしテレビの謎本のムーブメント華やかりし頃だったと記憶しています。

 ですから本書もそうした亜流のひとつかと思って手にしたのですが差に非ず。
 本国でこの本が書かれたのは1987年。日本の謎本ブームとはあまりかかわりなくシリーズとしての刑事コロンボをその制作面も含めて俯瞰する一冊として書かれたものだった訳です。
 今ではDVD付きの週刊雑誌シリーズまで出ていたくらいですからコロンボ関連の解説書などはもっともっと出ている筈ですが、あの当時はこれ位しか見当たりませんでしたからその意味でも貴重に感じられたものです。

 本書は購入以来何年かに一度は読み返す本なのですが、それでも読み飽きるという事のない一冊でした。
 今回は再放送に合わせて再び読み返しているのですが脚本家、役者、製作会社の経営陣や当時のテレビ局の思惑などの丁丁発止の組み合わせがこの傑作シリーズを産み出していた事が改めてよくわかります。
 
 ただ、発行時期の関係で1989~2003年まで続いた新シリーズの方が本書ではほとんど取り上げられていないのが残念です。

 主にNTVの金曜ロードショー枠で放映されたこちらのシリーズはなかなか観る機会に恵まれなかったので殆ど未見なのですが、これは今後の放映の時の愉しみとして取っておくのが正しい観方でしょう。


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コメント

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No title

はじめまして。

いいですねえ、コロンボシリーズ。

以前NHK BSでこのシリーズやってたんで録画してたんですが、今回はその時見なかったものもあるようで。ちょっと得した感じ。

何度見ても、毎回見たくなるこのシリーズは大傑作ですね。

紅葉シーズンですが、家に引きこもって見てても有意義な時間を過ごさせてくれます。

有難うございました。

Re: No title

>darkhorse_1971 さん

 コメントありがとうございます。

 NHKの再放送は存在を知るのが遅かったために完録ができなかったので今回の企画は有難かったですね。
 最近は帰宅後に布団の中でその日の録画を観るのが日課になってしまいましたが展開が濃密なので眠れなくなる弊害が(汗)

 つたないブログですが今後ともよろしくお願いします。