カメラと写真の思い出ばなし

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 こんな話をするのも何ですが、この間亡父の遺品を整理していた処、押入れからカメラが次々に出てきて仰天しました。
 数にして十数台はあったでしょうか、これに望遠レンズなんかもついていましたから嵩にすれば結構なものになります。

 殆どが銀塩カメラですが亡父にこんな趣味があったとはこれまで知らなかっただけに(汗)驚きもひとしおです。

 その息子の私ですが、人生の最初の30年位の間に自分で撮影した写真はおそらく100枚もなかったと思います。
 成人式の前後に自分用のカメラをもらった事もあるのですが結局それすら使い切れずに終わった記憶もあります。

 撮影にテクニックが要ると思い込んでいた事も大きい(事実下手でしたが)ですがそれ以上に「撮影したら現像に出すのが面倒臭かった」というのが大きかった気がします。
 昔は大概の街に必ず一軒は写真屋があったはずですが、そこにフィルムを持って行くのが面倒でもあり恐くもありました。

 私の周囲には写真部員やらカメラ好きな親類とかが結構いたのですが、結局のところそれらの影響もまるで受けずに来ていた訳です。
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 それほどまでにカメラ音痴・機械音痴だった現状が変わったのは実にここ10年ほどの間の事です。
 当然主役はデジカメでした。

 プリンタがあれば現像に出す手間も、焼き増しの手間も殆どいらず、何よりも銀塩フィルムと違い何度でも撮り直しが利くという利点は私にとってのカメラのハードルをかなり下げてくれたのは間違いありません。
 「作品」としての撮影をほとんど意識していないので量子数も実用的な範囲内で落として使っているのですがそれでも年間の撮影枚数は優に1000枚単位になりSDカードの容量もそれに比例して拡大中です。

 鉄道模型を撮影したものだけでもトータルの撮影枚数は1万枚近くにはなるのではないでしょうか(カメラの4ケタの通しカウンターが一巡して「同じファイル名の複数の写真が出てくる」のは1年か2年に一度は必ず起こります)

 ただ、それだけに私にとってのカメラは限りなく実用品に近い物で徹底的に使い倒すのが常です。
 これまで使ってきたカメラはすべてコンデジで今ので5代目(5台目にあらず)ですが基本的に「買い換える時は壊れた時」と割り切って使っています。
 亡父がこれを見たらどう思うことか(汗)
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 レイアウトの配置を検討したり作りかけのモデルの工程を撮ったりするのにカメラを使うなんてのは鉄道模型の趣味の中でも昔だったらかなり難しかったと思います。
 (第一コストが引き合わない)
 それが毎晩10枚20枚とガシガシ取れるのですから全くデジカメ様様です。

 その一方でいわゆる「撮り鉄」に象徴されるような本格的な実車撮影は殆どやりません。
 たまたま面白そうなのが目の前を通った時などにカメラをさっと出してさっと撮る感じの使い方になります。
 最近はそれすらもスマホのカメラにやらせるようになってしまいました。
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 ある意味亡父が趣味としていた頃に比べると写真を撮るという事がまるで息をする様な手軽さになってきたというのは大変な変化だったと思います。
 一方で写真撮影という行為そのものの持つ様式性とか特別さといったものも急速に薄れてきているのも感じてしまうのですが。

 ところで亡父のカメラの群れですが今となっては銀塩カメラを実用品として使える家族が一人もいない上に趣味人に売れるほどマニアックな物や高級品が殆どない事もわかったのでどうしたものかと(汗)


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