思いでの大百科シリーズ20「オフロードカー大百科」

 久しぶりの大百科シリーズから。
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 今回はオフロードカー大百科を取り上げます。
 実はこれは私が買ったものではなく弟が80年代の中ごろに買っていたものです。

 ですので本書を通して目を通したのもごく最近、このブログのネタにでもしようかと思って(笑)読み返してみたものです。
 タイトルに「オフロードカー」と書いてありますが今ならオフローダーと言うと大概の人はSUVを連想すると思いますし、本書の直後に空前のクロカン四駆ブームと言うのが来てからはパジェロやランクル、リフトアップしたハイラックスとかダットラを思い出す人の方が圧倒的と思います。
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 ですが本書で描かれているのは巻頭にパリダカ(パリ・ダカールラリーの略当時は流行語でしたが今は注釈を付ける必要が出る位昔の話になってしまいました)のパジェロの活躍も大きく扱われていますが大半がラリーやダートラ、ジムカーナなどの当時としては硬派なオフロード系モータースポーツの記事です。

 本書の中盤ではモトクロスにまでかなりのページが割かれており車とほぼ同じボリュームでオフロードバイクのカタログが乗っているほどです。

 これは出版当時にパリダカの活躍でパジェロの存在が意識され始めたとっかかりの時期だった事も関係していると思います。
 ですから当然後に主流となる「オフロード=オサレなSUV」と言う観点などみじんも出て来ません(笑)

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 ラリーが中心なので登場するのもS110時代のシルビア240とか910ブルーバード、この頃はジムカーナが活躍の中心だった86レビン(これだって頭文字D世代には違和感のあるところでしょう)等の乗用車の比率が意外と高くなっています。
 何しろ本書をよく見ると「2代目プレリュードがダートラに参加している」位で驚かされました。

 ですから、ミニ四駆以降の時期にタイトルに惹かれて買った子供は意外にまごついたかもしれません。
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 更に後半では本書の読者の年齢層に合わせてか、田宮のオフロードラジコンバギーの記事、全国のサーキット場のコース説明まで載っています。

 元々こう言うジャンルに興味のある人が読むなら今見ても血沸き肉躍る(あるいはそういう時代を追体験できる)気分に浸れる事請け合いの一冊でもあります。
 ケイブンシャの大百科の特徴の一つとして他の入門書よりも書き手の熱意(悪く言えば趣味の暴走)が非常に前面に出やすい所があり独特の勢いと併せて読む側を引きずりこんでゆくと言うのがありますが本書も例外ではなかったという事でしょう。

 また、これは当時の大百科シリーズの持つ「一冊300ページ近いボリューム」があって初めて可能な詰め込み方、情報量とも言えます。


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