大晦日と年越し運転のはなし

DSCN1029.jpg

 かつて、たしか泉麻人氏だったかがある本で書かれていたと思うのですが、世間には「一年の中で大晦日が一番好き」と言う人種が結構存在する様です。

 大晦日の晩は紅白歌合戦を見ないと落ち着かないとか「年の終わり」という切羽詰まり感に裏打ちされた独特の活気とか、理由はいろいろあるでしょう。

 「終わり」とは言ってもその先には「来年」と言う未知の希望の様な物があるから自然活気が生まれるのかもしれません。


 ですが良く考えて見ると私もそういう人種のお仲間ではないかと思います。
 子供の頃とかは泉氏と同様に「年忘れの特別番組編成」にワクワクした口ですし、紅白を炬燵で観ながら「今年最後のミカン」とか「今年最後のコーラ」とか感慨にふけりつつ口にしていたりした思い出が(笑)

 殊にここ数年帰省先で迎える大晦日と言うのはほぼ朝から日付が変わるまでほぼ何かしら忙しくしていますし、新年が迫るのに合わせて妙な高揚感を感じます。

 とはいえ、私の場合最近は「紅白」や「年越し蕎麦」に代わるものが「年越し運転」という自分のイベントだったりするのは何か象徴的です。この趣味を始めた当初はレイアウトどころではない環境でしたから「テーブルの上に短く敷かれた線路の上でD51が牽引する貨物列車を行ったり来たりさせる」と言った程度のささやかなものでした。
IMG_0310.jpg
DSC02137.jpg

 10年前の鉄道模型の再開以来も毎年のルーチンになっているのですが、自宅で新年を迎えていた折は「分割式のレイアウトをこの日だけ合体させて普段できない長編成の列車を存分に走らせる」事をやっていまして、これが一番イベント性が高かったと思います。
  ここ3~4年ほどは帰省先で「ただのエンドレスを2,3の編成が走るだけの傍から見て物寂しいイベント」に変わってしまいましたが、それにも拘らず、不思議と飽きたり億劫に感じる事がないのが不思議です。

DSCN6192_20160104210003545.jpg

 鉄道模型の運転自体は普段から結構だらだらとやっている筈なのに、この時ばかりはいつもと違う盛り上がりっぷりで走らせる事が多いのです。
DSCN9465_20160104210001362.jpg
DSCN8832.jpg

 別に酒を飲みながら運転している訳でもないので、これも「年の終わりが迫っている」と言う独特の感覚が運転中の心理に影響しているのでしょう。
(でも今度辺り「飲酒しながらの運行」もやってみようかなとか思い始めています笑)

DSCN6171_20160104205958e87.jpg

 年越し運転に供されるのは大概がその年を象徴した(と私が思っている)車両ですから運転しながら入線時を思い出したりして鑑賞に浸ったりする事もありますし。
 そして新年まであと5分と言う辺りになるとこの時のためのとっておきの編成を用意し、時報と同時にコースを一周させて年越し運転は終了となります。
 列車の運転に集中しつつ時計も見るというのは案外難しい物なので大概手元にラジオを置いてそのカウントダウンに合わせる形で運転するのがここ数年のスタイルです。
 これならまわりもそこそこお祭り騒ぎですし(笑)
DSCN8840.jpg

 こういうのも「年越し運転特有の感覚」ではあります。




にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ SF映画へ
にほんブログ村
にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント