TLVの初代レパード

 このところあぶない刑事効果でTLVでは二代目レパードの話題が華やかですが、私のところは今回買えなかったので少しへそを曲げて初代レパードのはなしでも。
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 初代レパードは加山雄三がCFのイメージキャラクターだったせいか当人主演の「探偵同盟」にも登場していますが番組自体がマイナーなのでやっぱり影が薄い存在です。

 このレパード、登場こそソアラよりも前なのですがスタイルこそ斬新だったのにエンジンがL20、L28とセドリックと殆ど変らなかった事もあってか登場当初からあまりぱっとしませんでした。
 そこへ持ってきてメルセデスルックのクーペボディと新開発の2・8リッターツインカムエンジン搭載のソアラが登場したのですからたまらない。
 あっという間に鳶に油揚げをさらわれるが如く人気に大差をつけられてしまいます。
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 レパードも当時ブルーバードやスカイラインで人気回復のカンフル剤となっていたターボ仕様も追加されましたがこれがまたソアラよりも遅いタイミング。
 同様にソアラの人気の一因だった「デジタルインパネ」も追加されましたがこれがまたトヨタに比べてださいの一語。
 つまり何から何まで後手に回ってしまった事がこのクルマの悲劇でした。

 おまけにこの頃になるとロータリーターボを引っ提げてコスモがFMC、いすゞまでもが117クーペの後継にツインカムエンジン+4速ATのピアッツァを出してきたためますます埋没してしまいます。
 (とはいえ、この2者もソアラに比べてあまりぱっとしませんでしたが。辛うじてソアラのやや下という絶妙なところを突いた2代目プレリュードだけがソアラの牙城に肉薄したくらいです)
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 と実車の歴史をなぞるだけならろくな事が書けない初代レパードですが、個人的には特に初期型は今でも私の好きなクルマのひとつです。
 4ドアもラインナップされていたのがレパードの特徴でしたが当時のマークⅡ辺りに比べて明らかにスペシャリティ度は高く、遊び人きどりのオヤジが乗るには好適な1台という雰囲気でした。
 (皮肉にもこの路線、日産が手を引いた後でトヨタがアリストでヒットを飛ばす事になりますが)

 TLVでレパードが出たというのは当時の私にとってもどれだけ嬉しかったか。
 通常品ではチェリー店専売でただでさえ薄い影が更に薄くなった「TR-X(因みに「トライエックス」と読みますがこのセンスもどうかと)」仕様が出ていますが通常品のセダンのみならずこれのパトカーを2台も買ってしまったという所に私の入れ込みようが感じられます(笑)
 因みに日産店の「普通のレパード」は東宝名車座からのリリースで当時の加山雄三のCFのイメージそのまんまの銀色です。
 (上述の「探偵同盟」のレパードも同じ銀なので或いは同じ個体かもしれません。後番組の「愛のホットライン」も加山雄三主演の刑事物ですがこれにレパードが居たかどうかは未確認です)

 それからのレパードは2代目については余所のブログで詳細な解説がありそうなので言うまでもないので割愛します。
 3代目はジャグァルックの妙に尻の垂れた「Jフェリー」と言う上級セダンで仕切り直されましたが日本車離れした上品なスタイル(おまけにシーマよりも高いお値段)が逆に不評を買い、終始影の薄い存在でした。
(強いて話題を上げるなら2代目をベースに特撮ヒーローカーでも見ない様な化け物ルックのクーペ「ステルビオ」がオーテックから出ていた事(イタリアのメーカーに発注してボディを架装させていたそうですが)が話題と言えば言えます)

 4代目に至ってはY33の顔を買えただけの「サニー店専売のセドリック」みたいな不思議な4ドアHTに変わってしまい、正直箸にも棒にもかからない様な存在でひっそりと4代にわたる歴史に幕を下ろしました。

 実車が無くなってからあぶ刑事効果でレパードの人気が出てしまうとは皮肉な現象ではあります。


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