トヨタ1600GTのミニカーから

 中学校の時の話です。
 うちの担任の先生の家庭訪問で家族そろって自宅でお待ちしていたのですが、
 それまで聞いた事のないけたたましい音をたてて見た事もない「レモンイエローの妙に凄みのあるコロナのハードトップ」がうちの前に停まったのに驚いた事があります。
DSCN5860.jpg

 今にして思えばそれがトヨタ1600GT、乗っていたのは勿論うちの担任です。
 それまで自家用車にしろ来客にしろこの手のクルマが来た事はありません。
 (あ、亡父の代車でファミリアロータリークーペが来た事があったか)

 それまで結構堅物のイメージのあった担任の先生ですが、スポーツカーみたいなクルマというその組み合わせの意外性もあってこのクルマの印象が鮮烈に残っていた記憶があります。
 その1600GTですがトミカではこれまで出た事がありません。
DSCN5861.jpg
 
 トミカサイズでの1600GTはコナミの絶版名車とダイドーのコーヒーだったか何かのおまけの組み立てキット形式の2種類を知っています。
 どちらもフロントのヘッドライトがやや出目金気味で少し下品なイメージですが全体のプロポーションとリアビューは実車の(というかあの時の)イメージをよく捉えていると思います。
 フロントグリルの縁取りがコナミはやや細め、ダイドーがふと目な事、ライトに銀が差してあるダイドー、エンブレムに銀が刺されているコナミと細部でも結構相違があって面白い所です。

 この前後の時期の2000GTやS800のイメージが強すぎたのか今一つ影の薄い1600GTです「GT」を名乗っただけあってエンジンは当時は珍しかったツインカム。
 ターボの市販車も存在しなかったあの頃としてはツインキャブと並んで(あるいはそれ以上に)ホットバージョンのイメージを強めていました。
DSCN5863_20160509225910cd1.jpg

 それでいて外見は素人目には「ただのコロナHT」なのですから(これまた当時はエアロパーツなんてのも認可されていなかった)当時はやりの「羊の皮をかぶった狼」のイメージを強く感じさせる意味でも中々の一台と思います。

 それから時代は流れ「軽自動車でもフルエアロのツインカムターボが普通に走っている」時代になったのですから凄い話です。


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コメント

非公開コメント

No title

ツインカムでもメインベアリングは3点。
カローラでも5ベアリングを奢っていたにもかかわらず。
このアンバランスがトヨタらしい力の抜き方、というところでしょうか?

関係のない話ですが、私が小さい頃父は
「トヨタのエンジンは3万㌔(?)でガラガラ言い始める」
などと言っておりました。

Re: No title

昭和の少年さん

80年代始め頃までのトヨタ車は見た目程には中身が洗練されていなかったという事なのでしょうね^_^

私や亡父がトヨタ車に乗るようになったのは90年代半ばからですが妙に角がとれた、それでいてキャラクター性に欠ける所に違和感を感じたのを覚えています。