思いでの昭和ヒーローから「バトルフィーバーJ・その2」

前回このブログでバトルフィーバーJを取り上げて「続きは次回に」とか言いながら間にお盆やら帰省やらS660やらが重なってすっかり間が空いてしまいました。
 だいぶ遅れましたが前回のブログを参照しながら読んで頂けると幸いです。
思いでの昭和ヒーローから「バトルフィーバーJ・その1」

 さてギャバンの代打として放映された「バトルフィーバーJ」
 その回は「美女と野獣の結婚」でした。
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 冒頭、いきなり「女性のプロフィール写真のスライドショー」が始まりここで視聴者は面食らいます。
 そのスライドを観ながら女性の品定めをしているのが今回登場の「ギンガ怪人」
 花嫁候補の無闇にはにかむ仕草がなんとも凄い(笑)

 長いこと醜女のスライドが続いた後にようやくお眼鏡に叶う美人・久美子を見つけ出し、そのスライドに「この娘だ!この娘に決めた!!」と叫ぶギンガ怪人のどアップでこの話はスタートとなります。


そして花嫁候補の決定報告を受けたエゴス敵首領の次の台詞には驚かされました。
 「ギンガ怪人よ、お前の体には超銀河遺伝子が組み込まれている。さぞや宇宙的頭脳を持った子供が生まれるであろう」!

 これまでいくつもの怪獣や怪人にまみえて来ましたが事もあろうに子供向け番組で「子作り目的の怪人」なんてコンセプトのクリーチャーなんて私の知る限り後にも先にもありません。

かくしてギンガ怪人御一行様による「花嫁略奪計画」が開始されます。
 エゴスではうるう年の2月29日生まれの女性と結婚する事で新人類を増やす風習があるとの驚愕の事実が語られるのですが、これらを含めたこの独特の呪術性がエゴスと言う敵の真骨頂。

 久美子の行きつけのヘアサロンがバトルフランスの表向きの勤務先だった事からエゴスの陰謀にバトルフィーバー隊も感づくものの、当初は敵の目的がわからず戸惑いながらの作戦が進められます。
 ここに敵組織が「宇宙人」でも「犯罪組織」でもない「秘密結社」である事、それらに対抗するのが「国防省の諜報部」と言う公的なセクションであるという必然性を持って描写されています。
 (他の話数では「エゴスの工作員が国防省の高官を金で抱き込んで機密を奪っている事を示唆させる」台詞もあったりしてかなり生臭いです)

 これは戦隊シリーズとして後にも先にも観られない独特のアダルトチックさを醸し出しています。

 その後いろいろあって遂に久美子とギンガ怪人の結婚式が神社で執り行われる事になるのですが
 文金高島田の久美子の脇に「怪人は紋付き袴」「神主は敵幹部の石橋雅史扮するヘッダー指揮官」「戦闘員は全員正座して参列」という画面を見るだけでくらくらするシチュエーション!

 そこへ颯爽とのり込んで久美子を救出するバトルフランス!
 ジャパンをはじめとする他のメンバーも集まりバトルフィーバー隊の登場と相成ります。

 そのバトルフィーバー隊の面々、各メンバーの個性も独特です。
 元々が国防省の諜報機関との設定なので戦隊で唯一の「ほぼ全員が国家公務員」のメンツなのですが。

 フランスは元々優男だったのを治すために海外研修に出したら行った先がフランスだったので「さらに優男になって帰ってきた」なんてふざけた設定。
 ケニアはケニアで「ターザン同然の格好で象さんを連れて新宿を練り歩く」野生児そのまんま。
 これに比べるとコサックやリーダーのジャパンが普通過ぎてつまらなく見えるくらいです。
 (ちなみにこの回は変身前のミスアメリカが殆ど出てこないw)
 
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 そしてここからがお約束のバトルフィーバー隊の名乗りと戦闘シーン。
 バトルフィーバー隊の「世界の踊りを組み込んだアクション」も去る事ながら、意外だったのはヒラ戦闘員なはずのカットマンまでもが実にスタイリッシュなアクションを披露してくれるのです。

 この両者の織り成す相互のコラボレーションが物を言うアクションシーンは今観直してみてもずば抜けたカッコよさです。
 これだけでも本作の只者で無さを認識するには十分以上でした。

 しかも本作の魅力はそれだけにとどまりません。
 又長くなってしまったので続きは次回に


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