劇用車に見るアクションドラマから「ザ・ハングマン4」

 劇用車に観るアクションドラマ

 以前に予告していたくせに大分間が空いてしまいました。
 今回取り上げるのは「ザ・ハングマン4」(昭和59年 朝日放送 松竹芸能)

 ハングマンシリーズは第一作がマツダ、第二作が日産でしたが第3作の「新ハングマン」からトヨタが車両協力になり最終第7作までこれが続きます。
 (同系列では「ザ・新撰組」もトヨタでしたがハングマン4の後に来る「特命刑事ザ・コップ」は三菱になり真っ赤なスタリオンが大活躍する)

 今回「4」を取り上げたのは余りの設定と劇用車の車種選択のヘンさ加減が際立っているからに他なりません。

 新ハングマン以降のシリーズはハングマンたちに「表の仕事」が与えられそれを隠れ蓑に社会の悪と対決するシチュエーションになります。
 で、歴代を俯瞰すると新ハングマンは観光会社、本作の後番組のⅤは園芸店、6・GoGoはフォトスタジオとそれなりに常識的な業種になっています。
 ところが今回の「4」で用意された表の職業はタイガーキャブと名乗る「タクシー会社」

 各メンバーのクルマも普段はタクシーとして業務しているのですがいざ事件となると秘密工場で産業用ロボットの手で行燈や社章が自動的に取り外され普通のクルマとして出動する事になります。
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 車種はクラウン4ドアHT、80カローラのセダン、そして初代のソアラ。

 ・・・えっ?「ソアラがタクシー?」
 そうなのです。本作では「2ドアクーペのソアラが行燈をのっけたタクシー仕様として登場し」新宿の街角で普通に客を拾っているのです。
 どうかするとタクシー仕様のまま悪人のクルマとカーチェイスまでおっぱじめたりします。

 かつてミニカーメーカーのダイヤペットがラインナップの拡充のために2ドアのタクシーをリリースした時には一部ユーザーからクレームが来たそうですが、その人たちが本作を見たら何を言い出す事か(笑)
 大体、クラウンやカローラの方も「ドアが4枚ある」と言うだけでタクシーには勿体ないくらいの上位グレードだったりします。
 しかも社章は社名に乗っ取り吉野石膏も真っ青の「でかい虎の顔」
 こんなのがドアいっぱいに貼られているからたまりません。

 こんなタクシー会社が実際あったら目立ちまくって仕方ないはずですがそうならない所がこのシリーズの良い所ではあります(爆)

 因みにトヨタの車両協力番組では「太陽にほえろ!」に代表される様に「犯人のクルマは旧型の日産車が多い」というのが芸風ですが本作もその例に漏れず、犯人車は大概430のセドリック(あるいはそれに近い年式の日産車)辺りが多かったりします。


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