不思議のDLその2・DF90のはなし

 前回のDF91に続いてディーゼル機関車の中でも変わり種のはなしです。
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 物はマイクロのDF90秋田機関区仕様。
 モデルの登場当時「まさかこんなのまでNゲージが出たのか」と一部で話題になったマイナー機のひとつです。
 新発売当時は私などは存在自体知りませんでしたし(笑)

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 昨年でしたか、同じマイクロのDF91が入線していますがこれらのDLは昭和20年代の終わりから30年代初め頃にかけて国鉄が各車両メーカーに制式のディーゼル機関車の試作品を発注していました。
 DF90もそのひとつですが、試作機の中でも群を抜いた動力性能を誇り、一時期常磐線での急行牽引に活躍していた強力機でもありました。

 DF91もそうですがこれらの大半は試作機と言う性質上1形式1両しか存在しなかった為に部品の調達が困難だった事、DF90に限れば車重が重すぎた事、何より後にDF50と言う量産機が登場した事によって活躍の場を狭められ最後はひっそりと引退してしまった言わば悲劇の機関車の一群でもありました。
 とはいえ元々本線運用を想定しただけに図体とデザインは迫力物で、DF91同様のC-Cの軸配置と相まって日本離れした独特のデザインに魅力を感じる向きも多いと思います。
 今回の入線も昨年DF91を買った同じショップに並んでいたのを見つけたのがきっかけだったのですがこういう変わり種の機関車をわざわざ買う様なユーザーも結局はそれなりに変わり者のうちかもしれません(笑)
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 側面や屋根上にまで明かりとりの丸窓が配置されていたを持っていたDF91(前回紹介)に比べるとDF90の方は幾分かは常識的なデザインではあります。
 とはいえ湘南電車を思わせる前面の二枚窓は後にも先にも似たデザインが存在しない(強いて言えばDD50の初期型に近い?)だけにこのロコの個性を際立たせています。
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 本機のカラーリングは晩年の国鉄標準色の仕様です。
 実車の方は上述の欠点もあってか結局このままの形の制式化はなりませんでしたが何かが少し違っていたらDF50のかわりにこういうカッコのDLが日本中の非電化幹線を闊歩していたかもしれないと思うと何となくですが楽しい気分にはなります。
(同じ事はもっと個性的なデザインのDF91でも言える事ですが)

 C-Cの軸配置ゆえかモデルの方はミニカーブをクリアできませんが普通の線路を走らせる限りはスムーズに走ってくれます。

 これを20系ブルトレの先頭などに繋いで走らせるというのも見ようによっては「もしもの世界」の再現かもしれません。


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