ベンツと横風と結婚と

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 先日の続きです。

 肝心の車としてのAクラスですが、購入前にチェックした専門誌のプレビューの評価は全く分かれていました。
 某有名評論家が「Aクラスにぞっこん惚れている」とまで言っていた一方辛口で知られる某誌では「まっすぐ走らず危険」と書かれており、さて実際はどっちなのかと途方に暮れたものです。
 モノがヴィッツの低グレード二台分位のお値段だけに予約こそしたものの納車までの半年(いの一番で予約したのにそれ位待たされました)気が気でなかった事を覚えています。

 では実際はどうだったのか。

 結論から言うと「どちらも正しかった」という事になります。

 最初の帰省で高速を使いましたが高速の安定性は巌の如きもので2リッタークラスのミニバンよりもはるかに安心して運転できました。
 一度土砂降りの雨の中、中央道を走りましたがとても1・6リッターの軽自動車並みの全長の車とは思えないほどどっしりした走りで「これがメルセデスのクオリティか」と驚かされた事もあります。
 燃費はハイオクながら高速をかなり飛ばしてもリッター16キロ前後でこれまた2リッターミニバンよりも良い数字です。
(コンパクトカーとの比較でないのを不思議がる方もおられるかと思いますが車自体がかなりミニバンに近い構造である事、パワーウェイトレシオがミニバン並みに高い事から比較した物です)
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 但し、それらは「普通の環境の場合」の話でした。
 このAクラス、とにかく横風に弱かった。
 高速のトンネル出口で横風に煽られるといきなりハンドルを取られます。そうでないときでも強風下ではステアリングを保つのが精いっぱいで「これが同じ車か」と思えるほどでした。
 この点では横の投影面積がはるかに大きい筈のセレナ、エスティマよりも劣る印象でした。
 おかげで高速走行時は必ず吹き流しをチェックする癖が身に付きました(笑)

 Aクラスはコンパクトカーでありながら当時のRX-7よりも最低地上高が低いのでそれが関係していたのかもしれません。

 街乗りでの加速、レスポンスは軽自動車(それもノンターボ)並みで燃費も10キロを割り込みます。
 その一方でフロント、リアともオーバーハングが極端に短かったので取り回しは意外なほど楽でした。
 又最低地上高こそ低いものの、アプローチアングル、ディパーチャ-アングル共に下手なクロカン四駆よりも大きかったので段差の乗り越えもかなり楽な部類です。

 確かに専門誌で書かれていた事はおおむね事実でしたし、そこをどう評価するかで好き嫌いが分かれるクルマだったと言えます。
 とはいえ欠点さえ分かればいろいろと楽しめる車だったのも確かです。 

 私は気に入っていた車でした。
 ではなぜ手放したかというと「これが私の独身最後のクルマだったから」と言うのに尽きます。
 結婚して子供や老人まで家族に持つ立場になると流石のAクラスでも手狭すぎ、ましてや車中泊込みの帰省などはまず不可能でした。

 と言う訳で現在のミニバンに乗り換えて現在に至ります。

 写真のミニカーはトミカの物です。
 残念ながらマジョレットほどの気合は感じられずトミカの中では出来の悪い方に入ると思います(涙)
 



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