「謎の文庫本X」に思うこと

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 昨年後半の書籍で全国的に話題をさらった本に盛岡のさわや書店が発信地になった「謎の文庫X」と言うのがありました。
 文字通り店頭では中身がチェックできず、担当店員さんの感想だけを頼りに購入するという文庫本の売り方としては相当に斬新な試みでもあります。
 事実、ここだけでなく全国の本屋さんにも波及しNHKの全国ニュースにまで取り上げられるという昨年の話題の一冊でもありました。

 ここは私の故郷ではかなり名の通った本屋さんですし、帰省の折などは一方ならぬお世話になっている本屋さんでもあるのですが昨年秋の亡父の法事に伴う帰省の折にも店頭でこの本が平積みされているのを見かけています。

 ですがその時には手には取ってみたものの結局買うことはしませんでした。
 中身の分からない本を買うというのは何を買うにも多少はぱらぱら読みをし(どうかすると一冊丸ごと読破した後に)そのうえで購入するという私自身の流儀からするとあまりにも相容れないものだったからです。

 結局その時購入したのは「TOMIXの40年」と地元のタウン誌2,3冊でした。

 その後「X」の正体が清水潔作「殺人犯はそこにいる」と明かされ、タイトルも中身もわかった状況で購入する事ができる事になりました。
(でも表紙のカバーは「X」状態にタイトルがついただけだったりするのですが)

 ようやく私の流儀で品定めできる状態になった訳で、元日の書店で手に取ってみる事ができました。
 内容については「X」をお勧めしていた担当さんに配慮して敢えて書きません。

 ですが購入後、帰りの新幹線と乗り継ぎの電車の中で文字通り一気に読み通しました。
 こういう本に当たると本当に一気読みをしてしまいます。寝る前に読んでいたらきっと徹夜になっていたのではないかと(笑)

 わたし的には「ブックカバーのあおりの文句に嘘はない」と思うと同時に「タイトルを隠していなかったら先月の時点でも買っていただろう」と思います。
 何しろこのところ電車の帰省で買ってきた本ときたら平塚八兵衛の「刑事一代」とか麻生幾の「封印されていた文書」とかそんな系列の奴ばかりでしたから、その流れで言ったら本書もいつかは手を出していた本だったと思います。
 だから個人的にはこういう売り方はわたし的には残念なものでしたし、勿体無かったと思えました。
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 尤も、これはあくまで私個人での話です。
 ですが本の売り方としてはこれは斬新な試みでしたし、事実盛岡のさわやだけで5000冊以上売れたそうですから私以外には効果があったのは確かでしょう。

 今後第二弾があるのかも含めてこの方法には少し注目する気になりました。


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