あれから6年


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 6年前の3月10日夜はコンペ出品を目指して改修中のレイアウトの工作を行いその進捗状況をカメラに収めたりしていたのを思い出します。上の写真はその時の物ですがその時はよもや次の日があんな事になるとは考えもしませんでした。

 災害、特に地震の場合はその瞬間を境に日常が断ち切られ、それ以前と以後の間に抜きがたい断層が生じるものですが、実際の被害こそ少なかったとはいえ自分自身の事としてそれを認識していなかった事を思い知らされたのがあの時だったと思います。

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 上の写真は震災の当日帰宅した時のレイアウトの状況です。家具が倒れるとかの被害はなかったものの、線路上に留置していた車両がこの通りでしたから当時どういう揺れ方をしていたかが分かります。

 仕事先でだしぬけに襲ってきた横揺れ。船の上の様なゆったりした揺れなので震源がある程度遠いだろうとは予測していましたがそれにしても振幅が大きすぎる。
 何があったのかよくわからないまま、エレベータが停まり電話が通じなくなりました。
 その後テレビのニュースで東北に大地震という事を知り驚きました。しかもそれから30分ほどして再度同じ程度の大揺れ(こちらは茨城が震源)、更にその夜は長野でも線路の路盤が持って行かれるほどの大地震が発生しました。
 罹災域から遠いのにそれらの揺れがすべて感じられる不安の夜でした。

 どうにか帰宅してみると町中の石灯籠が倒れ一部ではブロック塀が道路に向かって崩れていましたし、菩提寺では山門が傾いています。罹災域から300~600キロは離れている現住地ですらこの状態だったのですから向こうの様子は想像を絶するものがあったと思います。

 実家に連絡が取れて無事が確認できたのはその日の夜遅く、知り合い全部に連絡が付いたのはさらに一週間ほど掛かりましたか。とにかくその日を境にまるで落ち着かない日々が何カ月も続きました。
 その間、不定期の停電、ガソリンをはじめとする燃料の払底、CMが全く掛からなくなったTVとラジオ(おかげであれ以来ACのCFを見るのが嫌になりました)とにかくさまざまな印象が重なって落ち着かない日々だった事が思い出されます。

 それから今日で6年。
 
 直接の被害の無い私ですら忘れようとしても忘れる事がない、3月11日です。

 このブログが開設されたのは2011年の7月ですが、それには東日本大震災当時の空気というものが少なからず影響しています。 あの時はそれらの不安や落ち着かない心持ちを治める為にキーボードをたたいて居た様な気がしましたから。

 今でも心のどこかにまだ落ち着かない思いが引っ掛かっています。


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