グラチャンコレクションの「あの頃のカリーナ」

グラチャンコレクションネタでは(わたし的に)避けて通れないネタに入ります。

なぜならこれに出会わなければグラチャンコレクションに注目することなど無かったはずだからです。

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モノはカリーナHT、それも2代目の角目4灯後期型。

おそらくですがこのタイプのカリーナがミニカーになった事はこれまで無かったと思います。

70年代始め、セリカの兄弟車としてデビューしたカリーナはプラットホームこそ共通でしたがボディはセダン、セリカのアメリカンに対しヨーロッパ風の雰囲気をまとって当時のトヨタ車の中では異彩を放つ存在でした。

 販売チャンネルだったトヨタ店が当時クラウンしか売りがなかった事からより大衆に売れる車をラインナップしたいというニーズに対応する為「カローラの上、コロナの下」という絶妙なポジションで投入した車種と言えます。
(同様の手はトヨペット店で「コロナの上、クラウンの下」でマークⅡを、オート店で同様のポジションでチェイサーがリリースされたのに似ています)


初代から三代目までのカリーナはそのコンセプトの忠実に作られた車で、ボディサイズ、排気量共にカローラより高級だけどコロナより手頃というニーズを拾い上げ(特におじさんユーザーには「うちのマイカーはクラウンを扱う店で買っている」というステイタス性をくすぐっていたのではないかと思います)同じクラスで競合した日産のバイオレット、マツダのグランドファミリアをひきはなしました。


車自体もスペシャリティカーのセリカと共用された中身もあって70年代トヨタ車では随一の「走りのセダン」のイメージ作りに成功していたクルマでもありました。
当時のマークⅡやコロナのGT系はいかにも「大馬力エンジンを後付けしました」的な取ってつけた感で損をしていた気がします。
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随分とくどくどと前振りをつけましたが、今回のカリーナHTはその意味で「もっともカリーナらしいカリーナ」だった頃の1台と言えます。
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とはいえ、2代目のマイチェンで角目4灯化した仕様はそれまでのヨーロピアン志向からかなりアメ車寄りのデザインになりキャラクターがセリカとバッティングしてしまった観があります。
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ただ、そのお陰でシャコタンエアロとの相性が良くなり(笑)今回のグラチャンのリリースにつながったとも言えるのでその意味では報われたのではないかと(そうなるまでたっぷり40年近くかかりましたが)

ミニカーの出来はなかなか良好。ローダウンを別にしてもかなりカリーナの印象を良く捉えています。




4代目以降のカリーナは完全にボディがコロナと共用された為「カローラのエンジンを積んだコロナ」という安っぽいポジションに転落してしまいました。

唯一カリーナとしての最終型でレビンの4バルブツインカム1.6エンジンを搭載したGTが設定されたのがカリーナとしての最後の一花だったといえます。

ですがこのカローラエンジンのマイロード系の売れ行きが堅調だったせいか、後には逆にコロナがその名を捨ててカリーナと同じ立ち位置のプレミオに降りていったのは皮肉でした。

(プレミオ以降エンジンのラインナップはアリオンと全く同一となる)

カリーナも同じタイミングでアリオンに改名していますがポジションはカリーナの頃と全く変わっていません。


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