「サイエンスエコー」を覚えていますか?2

前回から少し間が空きましたが、かつて出ていた学研の科学雑誌「サイエンスエコー」の話の続きです。
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この雑誌は科学系の記事がメインなのは当然ですが、4月号に「充実したマニア情報をお届けします」とある様にホビー系の記事にも力を入れようとしていた事が伺えます。

「切手マニア、つりマニア、プラモマニア、工作マニア、カメラマニア、音キチ、天キチなどのために」などと書いてありますがいま読むとなんとも脈絡のないくみあわせ(笑)

まあ、学研はジュニアチャンピオンコースや科学・学習などで「いい歳こいたおっさんのマニアック趣味の紹介」に余念がなかったのでサイエンスエコーにそれらをフィードバックさせるのはなんでもなかった事でしょう。

さて、私の書くブログですから当然ですがこの場で取り上げるのは先ず「鉄道模型関連」から話が進みます。

73年度のサイエンスエコーで鉄道模型が取り上げられるのは74年2月号。
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(学習研究社「サイエンスエコー」74年2月号68Pより引用)
以前紹介した「6年の学習」では「関沢新一の16番レイアウト」が紹介されていて当時の私を燃え立たせていたものですが、サイエンスエコーで取り上げたのはなんと「製作期間10年のライブスチーム機」!

2ー6ー2(1c1)総重量180キロ、最高速度16キロ20人乗り客車を牽引可能というスペックを誇るシロモノだったりします。

こんなの中学生にどないせいちゅうんじゃ(笑)
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(学習研究社「サイエンスエコー」74年2月号70Pより引用)
2ページ目では起動前の準備プロセスが描かれ、3ページ目では「ライブスチーム機関車の運転台訪問」!こんなの専門誌でも先ず見ないですね。4ページ目になってようやく入門らしい事が書かれていますが、そこのアドバイスが「模型店に行けば54ミリゲージまでの蒸気機関車が売られている、それを参考にしたまえ」と来ました。

Nゲージ(当時はKATOのみ)どころか16番ゲージもぶっちぎりです(笑)

小学生に16番大レイアウトを、中学生にライブスチームを推奨する学研おそるべし、ですね。

このほか、天体観測やらカメラのコレクションやらRC飛行機やらハイブロウ且つ金のかかりそうなホビーが毎号紹介され、貧乏中学生を絶望のどん底に叩き込むかの様なマニアの世界が毎号紹介されていました。

そう言えば3月号では長岡鉄男氏の筆になるオーディオ入門も掲載されていますが、オーディオルームのセッティングについての部分では氏の片鱗を感じさせます。
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(学習研究社「サイエンスエコー」74年3月号77Pより引用)

 それにしてもこの種のビギナー向け趣味の総合誌みたいなのは現在ではほぼ絶滅状態です。
 こんなんで好いのでしょうか。


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