MODEMOと「たま電」のはなし

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 今回はMODEMOの思い出と新車の話です。

 20年のtテツドウモケイ中断期間の間、完成品の車両ラインナップやメーカーの勢力図には大きな変化がありましたがその最たるものとしては中断時にはほとんど存在しなかった軽快車両や路面電車がそれだけで1ジャンルを形成するほどの勢力となっていた事です。
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 かつてはKATOの「ちび●●」シリーズといったティンプートトイ一歩手前の物しかなかったのですが、再開した頃には艦船モデルで有名な長谷川製作所がMODEMOブランドで江ノ電や路面電車を続々ラインナップしておりジャンルがかなり魅力的となっていました。

 殊に重要だったのは江ノ電や東急300といった連接車の走行性能の秀逸さです。
 急カーブが多く、通電が不安定になりがちなレイアウトにとって小型でもスムーズな走行が可能という事は大きな意味がありました。

 このために今のレイアウトも着工当初はこれらの軽快車を主体に走らせるレイアウトという方向でスタートしました。
 言い換えれば当初は20メートル級の編成物はあくまで「路面電車の添え物」といった位置づけだった訳で現在のレイアウトが規模の割に本線が単純なエンドレスとなっているのは主にこのコンセプトに起因しています。
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 ですがここ数年は編成物が凄まじい勢いで増備され、運転の中でも軽快車との運転比率が逆転してしまっているのはなんとも皮肉な話です。

 そんな訳でMODEMOの路面電車・軽快電車のシリーズはこの趣味を再開したとき以来の付き合いで(笑)最初に東急300を入線させてその走りに驚かされて以来随分お世話になっています。

今回紹介するのはMODEMOの100番目のラインナップとなった「たまでんデハ200」
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 元が小柄な車体なのでしょうがこれまでに出た300や80と比べても車体の断面積がかなり小さめに見えます。それでいてかなりゆったりとした走行が可能な上にヘッドテールランプ点灯(MODEMOでこれが出来るようになったのはごく最近ですが)
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 MODEMOとしてもかなり気合いを入れて作ったのが良く伝わってくる好モデルでした。


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コメント

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実相寺監督も大原部長も愛したデハ200

どうもお久しぶりです。

>≧今回紹介するのは、MODEMOの100番目のラインナップとなった「たまでんデハ200」元が小柄な車体なのでしょうがこれまでに出た300や80と比べても車体の断面積がかなり小さめに見えます。それでいてかなりゆったりとした走行が可能な上にヘッドテールランプ点灯もできる(MODEMOでこれが出来るようになったのはごく最近ですが)

>デハ200というと、実相寺昭雄監督の著書「昭和鉄道少年」の「世田谷線に結ぶ夢」で実相寺さんが好きだった電車として登場しているのを思い出しましたね。文中では「第4惑星の悪夢」に登場する宇宙船スコーピオン号のフォルムをデハ200形に似せようとしたが、円形の構造をセットで再現するのもむつかしく実際に作ったセットはデハ200とは似ても似つかぬものだった…というエピソードが載っていたり「なぜペコちゃん(デハ200形の愛称)は世田谷線に転じなかったんだろう?」という実相寺さんの友人がデハ200の廃車を残念がってたことと「デハ200が改造され、完成されたスタイルが改造され標識灯も撤去、緑一色になっていたら、かえって夢を壊していたかもしれない」という一文を読むと、もし世田谷線をデハ200が走ってたら…と想像すると同時に実相寺さんのデハ200に対する思いも伝わりました。

デハ200といえば、未読ですが「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の「嗚呼!我が青春電車」というエピソードで「大原部長と奥さんが初めて出会った電車」としても出ているそうで、デハ200は路面電車の中でも有名なんだろうか?と思いました。

No title

>時間ですよ、しんこちゃんたびたび さん

 デハ200は路面電車と言うよりも「たま電」の象徴みたいな存在として認識されているのではないかと思います。

 同時期の東急は「青ガエル」こと5000系もデビューしており、まるで車の両輪の如く「東急のイメージリーダー」となっていた事と思います(笑)

 実際、一度見たら忘れそうにないインパクトはありますね。
 同じ様なモノコック構造の車体だった5000系は耐久性が低く見られていた事から短命になるのではとの当初の予測を裏切って全国の地方私鉄に払い下げられて長期にわたって使われ、名声を上げましたが(笑)デハ200の方は同じ線区の他車とあまりにも違い過ぎる構造のせいもあって短命だったのが惜しまれます。
(とはいえ、乗り心地が悪い上にホームでドアの位置が違っていたら乗りにくいのは間違いないので客としては無理もないですが)

 どうでもいい事ですがデハ200を含めたたま電、世田谷線のNゲージモデルは「事実上のファインスケール」という強みがあります。
 軌道線由来のこれらの線区は線路幅が1372ミリでNゲージ換算の線路幅とほぼ一致する(JRや国鉄仕様では実車より線路幅が広くなるため、スケール派を中心に「がに股」と称して嫌う向きが多い)のでレイアウトを作った時の線路の違和感が最小限にできます。