S660とメカデザイン

 今回は久しぶりのS660ネタです。
 S660に乗る様になってから買うにしろ立ち読みにしろ毎号読むようになったのが
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 S660&BEAT MAGAZINE(交通マガジン社)という奴です。
 見ての通り、S660とBEATのオーナー向けという体裁で改造やチューニングなどに重点を置いた構成の雑誌…な筈なのですが何故か毎号S660絡みのインタビュー記事にメカアニメ関係の方の物が多くてそれなりに楽しませてもらっています。

 創刊号からしてマクロスシリーズの河森正治でしたし、以後もボトムズの高橋良輔と来て遂に今号ではガンダムの大河原邦男まで登場しました。
 おまけにそれらの記事、大半が自分が携わったアニメ関連のはなしばかりでS660に直接言及するのは全体の3~5分の1くらいでしょうか(笑)お蔭でそこを読むときだけは昔のアニメージュでも読んでいる様な気分になります(今はどうか知らないのですが80年代以前のアニメージュは結構活字が多かったw)

 で、今回大河原氏の記事まで読んで印象的だったのはS660のデザインに関連して「リアのエンジンフードのバルジ」部分についての言及が多かった気がする事です。
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 S660のデザイン上の一番の肝がこのリアのツインバルジ風の処理がされたエンジンフードのある事は誰もが認める所と思いますが、現実問題として実際に運転してみると後方視界を塞ぐ事おびただしく、特にY字路で左方向へ合流する時斜め後方の死角が大きくて往生します。これでリアモニター兼用のマルチディスプレイがなかったら車庫入れもかなり大変だった事と思います。
 (逆にいうならリアモニターがあるからこそ成立したデザインとも言えます)

 が、これがないとS660が他のオープンカーと比べて突出して個性的に見える事もなかったであろう事も確かです。

 恐らくこれに触発されたのであろう、河森氏はS660専用のスーパーバックをデザインしてみたい(もちろんモチーフは「スーパーバルキリーw」)と語っていますし、今号の大河原氏はザクの動力パイプを例えに使ってこのバルジ処理を考察しておられます。
 実際、WEBでS660のオーナーの投稿などを見ても、このリアデザインが好き、気に入っているという人が多い。実は私もその一人だったりするのですがw
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 (あくまで「許容範囲である事」が大前提ですが)不便を承知でデザインを優先して使うというのはスポーツカー乗りの宿命みたいな所があるにしろ、それだけの個性というかカッコよさが受け入れられているという事でしょう。

 最近のスポーツカーはサイバーフォーミュラ化と言いますか80年代~90年代のメカアニメにでも出てきそうなエクステリアとインテリア(特にランボルギーニなんかモビルスーツのコクピットかと思えるインパネですね)の物が本当に多くなりました。この点では30年前のSFが実現しているとも言えます。
(尤も、30年前に今の「SUV、ミニバン全盛時代」が予測できた作家もそういなかった気もしますが)
 軽自動車の範疇で昔ならスーパーカー並みの文法で構成されたといえるS660が登場している(尤もその前にAZ-1というもっと凄いのが居ました)のは端的にそういう時代を象徴しているとも言えるかもしれません。

 最後に余談、高橋氏のインタビューのラスト「(もしキリコがS660に乗っていたら)あいつ、洗車なんかしないだろうな」と書いていたのには笑いました。
 この調子で今後いったい誰が出るのか楽しみです。




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