真夏の夜の怪奇本2017から・番外編・鉄道の怪奇から

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前回「自動車の怪奇」で一章使って一席ぶちましたが、「自動車」とくれば当然同じ乗り物つながりで「鉄道ネタ」も書きたいところです。
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とはいっても鉄道ネタだけの怪奇本を持っていないので手持ちの書籍から鉄道ネタの怪奇をピックアップしながら考えて見たいと思います。

鉄道の場合、自動車と異なり怪奇ネタはそのほとんどが心霊関係と言っていいと思います。
「走行中のブルトレが突然蒸気を吹き出してそのまま消滅した」とか「突如重力の逆転現象が起こって列車が宙に浮かんだ」なんて話はほとんど聞いた事がありません。
自動車と異なり、線路という固定された軌道を走る鉄道の場合異次元ネタが使いにくいですし、UMAネタにしても鉄道の沿線にそう毎度怪獣が出現していたら警察と科学者が黙っていませんから怪談になる前に正体が解明されていることは必定と思います(笑)
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事故が多発し死者を多く出す「呪われた車両、または列車」というのは題材として有り得ますが、客商売の鉄道ではあまり表立って出にくいかもしれません(但し、その意味で「呪われた鉄道連絡船」というのは存在します)

その心霊系のネタは前にも書きましたが大別すると「車内に幽霊が出る」「乗客が消える(バリエーションとして逆に「突然乗客が増える」というミステリーもあります)」「列車そのものの幽霊が出る」の三つに分けられると思います。
私の手持ちの怪奇本で鉄道絡みのものはほぼ全てがこれに当てはまります。
これ以外では「幻の駅」ネタが近年話題になっていることくらいでしょうか。

バリエーションに乏しい印象であるのは致し方ありませんが、線路をはじめとした様々な施設や高度な管理システムに支えられた鉄道ではそれ以外の怪奇ネタが発掘しにくいかもしれません。(管理システムの高さの点では航空機もそうなのですが「誰の目にも触れなくなる」空白時間が存在することで消失ミステリが作りやすく、かつ時空変動系のミステリすら作りやすくなっています)

ただし、これは「実際にあった事件」という縛りがある場合の話で、完全に架空であることを明示した小説の世界では様々な怪異談のバリエーションがあります。線路が3次元的に入り組んだ地下鉄路線内で列車が丸ごと消滅する話とか、たまたま乗り込んだ列車が運転手も含めて自分以外全くの無人のまま疾走してしまう話などがあり、それはそれで面白かったりします。

これ以外の怪奇譚のバリエーションをご存知の方がいましたらご教示頂けると有難いです。
光山鉄道管理局
 HPです。

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コメント

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少し

 少し暗い話ですが参考として書きます。
72年前の昨日に起きた事件でED16客車列車が米軍機に銃撃され多数の死者が出た湯の花事件。
近年は語られる事も少なくなりましたが私が小中学生の頃・・・終戦の日が近づくと年配の方が八王子で起きた客車列車の事件として
話す人が多く私もED16を青梅線で撮った頃に、ふっと話になった年配の人からED16の列車が戦時中に・・・と来て初めて電気牽引の列車が巻き込まれた事を知りました。
人によっては事件のあったトンネルには今も幽霊列車が遠くから来るとか怪談的に語る人もいて子供の頃は怖く感じました(汗)
で海の怪談+戦争の怪となると例のモササウルス事件が語られますよね!
1980年代にも似た生物が西アフリカの海岸に打ち上げられたと言われていますから。
で私も大変な事?があり・・・何とチェリカフェニックスのアンチ製トヨタコロナスポーツ1963が完全な状態で出てきました!
色は濃紺で良く紹介されるブルーとは違うバージョンです。
屋根が若干凹んでいますが美品ですゾ!
しかし実車はコンセプトカー的な役割で終わり量産されなかった幻の車ですよね!

No title

>星川航空整備部 さん

 帰省中で返信がおくれてすみません。

 湯の花トンネル事件は「続・事故の鉄道史」(佐々木冨泰 綱谷りょういち著 日本経済評論社刊)で詳しく紹介されており、私もごく最近認識したものです。がそこにも怪談があったというのは初めて聞きました。

 チェリカフェニックスのコロナスポーツとはこれまたマニアックな!
 コロナのクーペがあの通りのスタイルで登場していたら・・・と考えるだけでぞくぞくしますね。