思い出のカラーブックス「東京の地下鉄」

 今回は久しぶりのカラーブックスネタから
 「東京の地下鉄」(デニス・ショウ、諸河久著)
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先日の上京の折に帰りの電車の中で読むつもりで買った古本です。
 著者の「デニス・ショウ」氏と言うのはペンネームでもなんでもなく「長年東京在住のアメリカ人鉄道ファン」なのだそうですが、鉄道書に限らずカラーブックスとしても結構異色です。

 そのためかこの種の本としては珍しく鉄道車両よりも路線それ自体の特色や相互乗り入れについて俯瞰する内容で、ビギナーのファンにとってはむしろこの方が好適と思える内容になっています。
 一方写真の方は「いつものカラーブックス」的な車両の網羅的内容になっているのでこのシリーズを読みなれた人でも違和感が少ないのが面白い。

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(保育社カラーブックス「東京の地下鉄」104Pより引用)
 本書の出版時期が平成4年という事で「大江戸線」の呼び名もまだなかった都営12号線が「未来の地下鉄」扱いになっているのに時代を感じます。

 大江戸線と言うと今の私にとっては「ホビーセンターカトーへの直通電車」みたいな存在になっていますし(笑)、あそこまで地下鉄で出かける事になるなんて開業当時は思いもしませんでした。

 この事実が端的に示すように東京近辺の地下鉄及びそこへ乗り入れるJR(地下鉄とは呼ばなくても実質的に地下鉄同然の区間がありますし)や私鉄のネットワークの複雑さはこうして本書を読んでみると改めて凄いと思います。
 それこそ山手線の内側は「石を投げれば地下鉄の駅に当たる」位の密度ではないでしょうか。私のような田舎者は目的地へ行くのにどれに乗ればいいのか分からなくなる事も多いと思います。

 その目で見ると各路線の特徴を俯瞰してみせる本書のコンセプトは良い所を突いていますし、好感を持てる所でもあります。


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コメント

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そう言えば

 営団千代田線も当初は9号線と呼ばれていました。
実は代々木八幡へ延伸された、その日に乗ったんですよw
昭和47年10月!
私はTV等で6000系が紹介されていたのでコイツに乗れるとワクワクでしたが!
来たのは103系でした!
あれーと思いましたよ・・・山手線と同じ低運転台そのまんまw
丁度、代々木八幡に知り合いが居たので乗れたチャンスでしたが実は、もう一つ~珍しい物が駅にあったのです!
工事中に出て来たナウマンゾウの化石!
こいつが騒がれていましたよ!
時に変身怪獣ブームでリアル放送中のデビルマンで似た話もありましたから。
いゃあ・・・実に大きな化石でしたよ!
多分、光山市交通局さんも駅の構内にガラスケースで展示された化石を見たらスゲーと声をあげるかもw
正直、宇宙よりも地下の方が未来がある!
そんな印象を受けました。
さて先日、土屋嘉男氏が亡くなりましたがMXでU警備隊西へが放送された時に亡くなるとは・・・
Q、マン、セブンと円谷でもインパクト大な土屋氏残念です。

Re: そう言えば

>星川航空整備部さん

 昭和47年10月と言うと「鉄道100年」ですね。いいタイミングで良い思い出が作れて羨ましいです。
 ナウマンゾウの騒ぎもおぼろげに覚えています。

 土屋義男氏については直接お会いした事はありませんが、10年近く前に非常に近いニアミスをした事があります。
 その時の状況が状況だっただけに今回の訃報は感慨深い物がありました。