思いでの少年ドラマから「孤島の秘密」

 思いでの少年ドラマシリーズから
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 タイムトラベラーはじめSF,文芸作品、ホームドラマと色々なジャンルを網羅している点も魅力的な少年ドラマシリーズですが、年に何本かは海外製の子供向けドラマも放送しておりこれがまた結構面白かったりします。
 「長靴下のピッピ」なんかは今でも隠れファンが多い作品と聞いていますが、今回は一風かわった冒険ものの「孤島の秘密」(昭和52年)から

 うろ覚えの記憶を頼りに主題歌の歌詞を羅列してみると

 誰も知らない小さな島にたどり着いた5人の仲間 
 2世紀前に逆戻り遠い昔の謎の島

 島の支配者は「オールマイティQ」
 村人たちはおそれ敬う よそ者は入れぬ固いおきて

 行こう力を合わせ 探れ孤島の秘密

 主題歌がそのまんま状況設定とあらすじになっている点で秀逸ですね(笑)

 本作はタイムスリップ物ではなく、200年前から外部との交渉を断った村のある一種の隠れ里の様な孤島を舞台にそこにヨットで流れ着いた20世紀少年5人の冒険を描くものです。
 200年前の風俗と技術レベルのまま現代世界から隔離されてきた村人たちは因習と迷信に支配されており、少年たちを異物として捕えようと狙ってきます。

 彼らの支配者は「オールマイティQ」と名乗る正体不明の覆面の怪人で数多くの現地人の部下を従えているのですが、「鉄の鳥を自在に操って村人たちを脅かしている」と言う台詞、番組中盤で彼のアジトに忍び込んだ少年がラジコンの模型飛行機を見かけるくだりがある所などから、少年たちとは別に以前から島に進入していた現代人ではないかと示唆されます。
 村人たちも全てが必ずしも少年たちに敵対している訳ではなく、そのうちの一人のおじさんなどは少年たちと交渉を重ね、徐々にオールマイティQの支配に疑問を感じ始めます。
 
 そうはいっても少年たちも嵐の来襲を気圧計で予知したり、信号銃を新式の銃と見せかけて村人たちを威嚇しようとする描写はまんま「夕ばえ作戦(この作品についてもいずれ書きたいと思います)」のノリで彼らに立ち向かう訳ですが。
 放映版の最終回は少年ドラマらしからぬ豪快な展開が印象に残りました。

 第二次大戦中にこの島に上陸した軍隊が何かの理由で島に置いて行った「上陸用水陸両用車(と燃料など一式)」を見つけた少年たちは早速それをレストア、怪物のような擬装を施してオールマイティQの一味に決戦を挑む。
 ・・・ってまんま「現代版戦国自衛隊」じゃないですか、これ。

 放映版では水陸両用車を繰り出した少年たちによりオールマイティQは逃亡、村を解放した少年たちの笑顔で大団円となりましたが、本国版はもっと長い回数だったらしいので実際にはまだ後の展開があるのかもしれません。

 余談ですが「時代から隔絶された隠れ里に現代人が迷い込んでトラブルを起こす」という題材、ずっと後に「大戦隊ゴーグルV」の一篇でも使われています。戦隊シリーズの一篇なのでかなり展開に無理がありますが、初見の当時「これってまんま孤島の秘密じゃん」とツッコミを入れてしまった当時の私(笑)

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