新型クラウンに乗ってみる

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 先日の平日休は朝いちでエスクァイアの点検でディーラーに持ちこんできました。

 当初の予定は日曜日のはずだったのですがこちらの都合で平日にさせて頂いた訳です。
 日曜だと商談やら新車フェアやらで結構賑わうディーラーですが週の真ん中の朝ともなるとそこそこ閑散。

 ですがそのおかげで先日デビューしたばかりの新型クラウンを試乗させて頂く機会が得られました。
 全く平日ゆえの役得ですね。

 今回のクラウンは先代までに比べると実にドラスティックに変わったプロポーションが特徴です。
 顔こそクラウンしているのですが真横や斜め後ろからのそれは「クラウンじゃないどこかの外車」と言った風情。
 6ライトの窓とそれに合わせて異様なほど短くなったノッチのおかげで一瞬5ドアHBではないかと勘違いしそうなほどです。

 この変更が吉と出るか凶と出るか興味深いところではあります。
 歴代クラウンはMS60やGS141の様にデザインが未来的になったり光物を減らしてフォルムで見せたりすると大概売れなかったりしていますから。
 それらの場合、後期形でごてごてした加飾を加えるマイナーチェンジをするのが常なので、もし今回のクラウンが派手な顔つきにマイナーチェンジしたら失敗という事になりますね(笑)
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 ただ、私個人としては好きになれるデザインです。
 尤もボトムレンジで500万近くする車がおいそれと買える訳もないですが

 試乗したのはそのボトムレンジに近い4気筒2リッターターボ。
 2リッターと言いながら出力は245PS、事によるとクラウン初の「リッター出力100馬力オーバー車」かもしれません(正確にはリッター122,5馬力!!)
 少なくともパワーウェイトレシオで不満は感じないはずです。
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 エンジンを始動してサイドブレーキを解除しようとしたらペダルもレバーも見当たりません。
 助手席のセールスマンが「今度からサイドブレーキが自動になりました」と解説!よく見るとセンターコンソールに申し訳程度の大きさのサイドブレーキのスイッチが付いています。
 全く今度のクラウンはのっけからドライバーを脅かしてきます。


 加速感は初期こそ割合もっさりしているものの2,30キロあたりで踏み込めば結構いい加速をします。
 それでいてノイズがきっちり遮断され、高級車的な「風の様な加速感」を演出させるところは流石クラウン。
 普通の運転では交差点での曲がり具合もまあまあスムーズにこなしましたし、もてあましそうなボディサイズさえ気にしなければ割合スイスイいけます。

 インパネのアナログメーターのほか、フロントウィンドウに速度と自動運転のモニターが表示される所はそれなりに物珍しい。
 視点の変化が少ないので前方に集中しやすいメリットは感じました。一方でアナログメーターの方は妙に視点に近い位置で少しだけ観づらかったですが。

 ところでこれで走行中、時折フロントウィンドウのディスプレイに「赤丸で囲った速度標識」が表示されて一体なんだかわからなかったのですが、後で調べてみたら「車載カメラがとらえた速度制限標識をドライバーに告知する機能」でした。
 相変わらずこの手の親切がトヨタは凄い(笑)

 強いて弱点を挙げれば、おそらくハイブリッドのバッテリー搭載位置の関係からでしょうか、見た目ほどにはリアシートのレッグスペースが広くない(と言うか狭い)点でしょうか。
 見た目ではリアシートが広そうに見えるだけに少しがっかりするかもしれません。

 尤も今回のクラウンはドライバーズカーの性格が非常に強く、ショーファードリブンをあまり考えていない節もあるのでこれはこれで良いのかもしれません。
 (ですがこの型のパトカーが出たら案外カッコいいかもしれませんね)


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コメント

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No title

 実は、私も・・・ひょんな事からゼロクラウンの試乗をしました。
あれは確か登場して2年位の年末~我が家から至近の某ターミナル駅付近まで走りましたが、これがクラウンと言う感でした。
要はゼロクラウンと言われている割にはノーマルな乗り心地とクラウンと言う冠の付いた高級車と言う感じでは無く、これは新型を試乗した光山市交通局さんも分るかと。
セダンと言うのは外車、国産車を問わず〇〇と言うネーミングに圧倒されると言うか先入観を持って乗る事が、ある種の高級車思想つまりメーカーの意図した戦略にハマるんですよねw
あと〇〇円で憧れの・・・と営業マンに言われると、もう相手側の世界へ・・・それこそ疑似空間突入です(爆)
日産がセドリックを廃止し高級車プレジデントも続き、今はシーマがフラッグ的なセダンですがコイツも昭和の終わりごろにシーマ現象なる騒ぎを起こした車でしたね!
シーマは、よく平成の車と言われますが設計は1984年から始まり86年初頭には2台の試作車が完成し87年のTMSを経て88年/昭和63年にデビューした車種です。
さて、本日の帰マンはスポ根バージョン!

No title

> 星川航空整備部 さん

 以前(と言うか最近まで)公用車のイメージが付いて回るのがクラウンのイメージだったのですが、今回は意識的にそこからの脱却を図っている印象があります。先々代辺りから中国での販売を始めている事も関係しているのでしょうね。
 因みに今回のクラウンはディーラー向けに「女性客への売り込みマニュアル」というのも作成されているらしいです。そこのキャッチに「プリウスと同じ回転半径(で小回りが利くと言いたいらしい)」というのがあって驚きました。ボディサイズが二回り以上も違ったら回転半径がどうこう言う以前だと思うのですが(笑)

 ですからポジション的にはシーマに近い所を狙っているのかなと。

 シーマ(またはインフィニティQ45)の原型は85年のモーターショーの「CUE-X」でしょうね。あの形には凄く期待したのですがどこをどう間違ったらあの量産型になってしまうのか悩みました(笑)

 ところで今夜のTVK 、いきなり「エクリプスクロスで行こう!」には参りましたね(笑)グロンケンが見られなかったのもあれなんですが「これのどこがエクリプス!?」というのも衝撃的。
 ガルウィングの初代エクリプスは「ゴリラ・警視庁捜査第8班」で田中美奈子が乗っていましたが、私の好きなエクリプスは「ゆる系フェラーリ」みたいな二代目のコンバーチブルなのです(笑)