FC2ブログ

「日本自動車史」

 今回は久しぶりの書籍ネタです。
 購入したのは大分前なのですが、これまで紹介しそびれていた一冊から
DSCN6133_20180930164503307.jpg

 以前にも時々紹介している毎日新聞社の「一億人の昭和史」の別冊
 「昭和自動車史」

 「昭和」とか言いながら明治・大正期にもページが割かれていますがまあ気にしないという事で(大体本編の「昭和史」からして「昭和への道程」と称して明治、対象も取り上げていますしw)

 本書は明治の黎明期から昭和50年頃までの車の発達史を俯瞰する構成になっています。
 一般的な「自動車図鑑」だったら過去の名車の羅列とかはたらく自動車の俯瞰で終わってしまうところですが、本書の特徴は車を取り巻く風俗や社会的背景に多くのページを割いている点にあります。
 ここは新聞社が出している本らしいところであり、豊富な報道写真のストックを駆使して車がらみの場面をピックアップするだけで「歴史と車の関わり」を明快に示している辺り下手な図鑑や専門書よりも優れている点だと思います。

 この点姉妹編の「昭和鉄道史」と共通したところもあります。

 「車の広告史」とかパトカーの歴史」なんてのはファンなら考えつきそうですが「MVP選手と賞品車」とか「有料道路と車」「災害時の車の活躍」なんてのは本書ならではの特徴なのではないでしょうか。
 (個人的なお気に入りは「スタントカーショー」だったりするのですがw)
 この辺りは専門誌と異なる「新聞屋さん」の視点で作られた自動車本という点で今読んでも新鮮だったりします。

 資料・文献としても読ませる構成ですし、豊富な写真をただ眺めているのもよし、いい意味で大人の絵本と言える一冊です。


にほんブログ村


にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ SF映画へ
にほんブログ村

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント