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「日本昭和トンデモ児童書大全」

 ここしばらく更新が無かった「思いでのジュニアチャンピオンコース」ネタ
 とは言っても、ついこの間書店に並び始めた新刊本ですが
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 タツミムックの「日本懐かし大全」シリーズの最新刊で遂に「ジュニアチャンピオンコースネタ」が登場しました。
 「日本昭和トンデモ児童書大全」(中柳豪文著 辰巳出版)

 以前ケイブンシャの大百科がこの種の俯瞰懐古本として登場した時、あるいは小学館の学習雑誌の特集記事の再録本が出た事もあって、いつかはこのネタも出るだろうと思ってはいましたが、ようやく出たかと言う感じです。

 本書ではジュニアチャンピオンコースは勿論ですが、ジャガーバックス、ドラゴンブックス、ユニコンブックスから小学館のなぜなに大百科や学研の学習まんが、果てはポプラ社の少年探偵団シリーズまで俯瞰しており、当時これらの本に染まりまくった子供たちの懐かし趣味を引く構成になっています。
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 表紙や裏表紙に羅列されたそれらの本、私が今でも持っているのもあれば当時友人から借りて一度読んだきりの物、店頭で立ち読みしてあまりの怖さに「これだけは絶対買うまい」と心に決めたものまでもが並んでいます(笑)

 中には一度読んだ時の読後感が忘れられず、中野の某古本屋の店頭で30年ぶりくらいに再会したのはいいものの定価の50倍近い値がついていて唖然とさせられたようなのもあったりして。

 タイトルが当時の子供のトラウマになる様な題材をセレクトしている為、本書のメインは怪奇ネタか恐怖ネタが中心です。
 当ブログでも紹介した題材もほとんど網羅されている辺り、私と同じ様にこれらの本にショックを受けた読者も多かったのでしょう。当時の挿絵を中心にコラージュされた見開きの数々はあの頃の空気を如実に感じさせます。
 (それだけに通しで読んだ時に散漫な印象もあったりするのですが)


 個人的には後半の「未来災害カタストロフ系」のコーナーが下手な怪奇本以上の地獄絵図を誌上に現出させていて今読んでも衝撃ものです。

 ただ、ノストラダムスの大予言ブームに端を発したこれらの本の大半は「ただ怖がらせ、不安にさせるだけ」の域を出ない物が多く個人的には「持っていても意味ないや」と当時買わなかったものばかりでした。その一方で災害時の具体的な対処法にも意を用いた「生き残り術入門」だけは挿絵のアシッド性が他より高かったにもかかわらず真っ先に飛びついたのですが(我ながらやなガキだね)

 実際、上記のシリーズはそうしたトラウマネタが人気だったのも事実ですが、これらのシリーズは決してトラウマネタばかりだった訳ではなく今読み返しても楽しめる題材も又多かったのも確かです。
(特に推理教室ネタや、鉄道ネタ、「なにコレ珍百景」のルーツとも言える珍事件、珍風景ネタなど)

 もし本書に続刊があるなら次回はそういうのも取り上げてくださればとか思います。


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