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天賞堂のCタンク

先日入線の16番中古モデルのその3です。
P6051013.jpg

前回紹介の宮沢模型2900は「一見自由形みたいなスケール機」でしたが今回紹介のモデルはそれとは逆に「ひょっとしたら実物が存在したのではないかと思わせる自由形」と言えます。

天賞堂の0ー6ー0Cタンク
聞くところでは天賞堂としては初めての日本形16番蒸気らしいですが、造形に関しては実にセンスよくまとめられています。
第一動輪と第二動輪が離れた軸配置はスケールモデルっぽさを引き立てていますし、ほぼ全てがダイカスト製と思われる車体はとてもシャープかつ適度に密度のあるモールドがされ、とても自由形には見えません。
P6051015.jpg

走行性は年式からすれば驚くほどスムーズ。宮沢の2900よりも良いくらいです。しかも事前の微調整なしで普通に走れるのですから品質管理がしっかりしていたという事でしょう。
P6051010.jpg

資料などをチェックして参照したところでは本機はモデルとしては初期のもの(後モデルにはあるバッファーがなくサイドタンクの吸水口が多い)と思われます。
後に先輪を追加したモーガル仕様もリリースされた様ですが、写真を見る限りこれもまた好ましい雰囲気の様です。

流石に年式相応に塗装の剥げやくたびれも見られますが、むしろ現役古典機っぽさも感じられて個人的には気に入っていますw
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コメント

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連休の臨時便

 では連休の臨時便扱いでコメしますw
これは恐らく輸出用に作られ国内販売された経緯をもつフリーランスタイプでアメリカ型となってます。
近い形態だとピッツバーグ・ロコモティブの機関車がプロトタイプと思われます。
実は、この機関車と似た実物が私の勤め先から近い公園にあり何度か行って撮りましたが本機も米国製で西武鉄道で使われ上武鉄道へ貸し出され再び西武へ戻され廃車後に展示されている7号蒸気と形態が似ています。
しかし西武の蒸気が城南地区である品川で保存展示されている事自体珍しいですよね!
もう半世紀以上に渡って展示され西武で活躍していた時期より長く西武が何故に小型の蒸気を使っていたかと言うと創業時の武蔵野鉄道または甲武鉄道の歴史に辿り着きますが一番の要因は買収した線区つまり多摩川線や多摩湖線と言った本線との繋がりが無く施設の関係で小型車の運用を強いられていた所が多かった~これが本音です。
加えて沿線には戦前、戦中を通し航空基地や軍事工場が所在し入れ替え用に各地から購入した物も多く戦後は系列の私鉄へ譲渡されるか廃車されるかに分かれました。
で模型に話を戻すと天賞堂やカツミは以外にも輸出用に力を入れていて1950年代~60年代、特にHOはアメリカでの普及が主体で、これは50年代に作られた巨大生物作品でも小道具として使用されている事からも見えて来ます。
日本で鉄道模型がポピュラーに普及するのは64年の東京オリンピック以降で、これも65年に関水が9mmを販売した事からも鉄道模型の普及が見込まれる事を意識した現れです。

No title

>星川航空整備部さん

 返信遅くなってすみません。

 西武が小型機の王国だったというのは今通勤・通学している人にはピンと来ないかもしれないですね。
 尤も、首都圏の大手私鉄は大概小規模な所からスタートしているので大型機にはあまり縁がなく、そうした小型機関車には電機、蒸機問わず個性的で好ましい物が多い・・・なんてのは私も最近になって再認識している所です(汗)

 戦後の16番メーカーは基本的に輸出主体でしたね。国内需要は物が高価でスケール物の完成品が買える層が限られている(当時のTMSはほぼ9割がた工作記事だった位ですし)だけに完成品の細密モデルの稼ぎ頭はアメリカ型をはじめとした海外需要だったと思います。