レイアウト趣味から見る特撮映画・その5・マグマ大使

 レイアウトの観点から捉える特撮物の話。
 今回は毛色を変えてテレビシリーズからです。
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 TVの特撮物で「実在の風景をミニチュア化して舞台に使う」と言う作品は実はそう多くはありません。
 あのウルトラマンシリーズですら大阪城やポートタワー、京王プラザホテル等のランドマーク系の建造物を除けば実在の風景のモデル化は少ないのです。

 まして殆ど毎回そういうミニチュアが拝めるとなるとこの作品位しか思いつきません。

 初代ウルトラマンと同時期に放映されていた「マグマ大使」がそれです。

 この作品ではウルトラマンよりも予算が少なかったとのことでシリーズ前半では一匹の怪獣を倒すのに4話分のストーリーを使っていました。
 当然ミニチュアセットも殆ど同じものを4話観ていた訳ですが、そのせいか(視聴者は同じセットをウルトラマンの4倍長く観る事になる)ミニチュアの作り込みが実に画になる物ばかりでした。
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 国会議事堂や首都高速、羽田空港位は他でもやりそうですが東大寺の大仏殿や新宿駅西口、箱根ターンパイクのセットと言うと映画のミニチュアでもお目に掛かれないのではないでしょうか。
 鉄道絡みでは第2話で東海道新幹線の静岡県由比辺りのセットが作られています。
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 ただ、怪獣の大きさの比率等から見ての推定ですがここでの新幹線電車(HO?)は市販の模型を使っている可能性もあります。
 とはいえ、全速走行中の新幹線列車を横から叩き潰すというシチュエーションは意外と少ないのでセットの雄大さ(レイアウトでは再現困難ですから)を含めて楽しめると思います。
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 昭和40年代前半のテレビ特撮物はコストダウンをあまり考えていない為に映画に近いやり方でセットが組まれている事が多く、例えば単に山の中で怪獣が暴れるシーンひとつとっても山の稜線の配置や斜面の取り方、植生の再現などでレイアウトのプランにフィードバックできる所が多いのではないかと思います。



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コメント

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新幹線

新幹線列車を横から叩き潰すというシーン、記憶しています。でも、壊している列車は、怪獣に比べるともう少し大きかったような気もします。今でも保管していますが、当時、ソノシートブック?を買ってもらいました。今考えてみると、確かに、走行シーンなどは、HOが使われていたかもしれませんね。

>oomoriさん

 当時の特撮物で一番手っ取り早いコストダウンの方法は市販の模型を使うこと(きちんと作るならソリッドモデルや板金で製作する)だったそうですがマグマ~の場合、時期的にその辺が微妙なので0系もスクラッチの可能性もあると思いますね。
 いずれにしろ確証はありません(汗)

 番組によっては一抱えもある0系が作られている事も(例・シルバー仮面など)あればどう見ても市販品が使われているケース(例・ガンバロンなど)もあって千差万別です。

 ですが新幹線絡みの破壊シーンとしてはマグマ大使のそれは一番印象的でした。劇場映画でも停止中か徐行中が襲われるケースが殆どだっただけに忘れられないですね。
(と書きましたが、数年後に「アイアンキング」で同じシチュエーションが登場しています)