MS40クラウンの思い出は多すぎる

 先日のブログで四次元話(笑)をした折「トヨペットクラウンの消滅話」のコメントを頂きました。
 そういえばこの話題に出てくるMS40クラウンの話をした事がなかったのでこの機会に他の思い出と共に書いてみたいと思います。
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テキストは昭和50年頃発行の斉藤守弘著「なぞの四次元」
 これも「恐怖の~」に負けず劣らずの不条理系ミステリーのオンパレードで購入直後はまる一週間寝られなかった記憶があります(笑)

 そこで取り上げられているのが「藤代バイパス事件」です。
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 昭和38年茨城県の藤代バイパスにて走行中のクルマが突然煙を噴出して消滅したのを後続車が目撃したと言うものです。いわゆる4次元消滅ミステリーではかなり有名な話で私の手持ちの本では福島正美の四次元本でも同様の話が掲載されています。

 私がこの話を始めて知ったのは昭和47年頃の少年マガジンの「クルマのミステリー」特集でした。「呪われたベンツ」「消えた乗客」と言った定番話と共に「消えたトヨペット」と言う題で掲載されていたのですがそこでの挿絵の車がトヨペットはトヨペットでも「コロナ」だったのでしばらくの間「消えたのはコロナ」だと思っていました(笑)

 実際には消えたとされるのはMS40型クラウンで当時の最新型でした。
 私の記憶にある「クラウン」というのはこの型から後の形式です。
 当然映画やテレビでの露出度は高く有名なところでは「007は二度死ぬ」でヘリに吊られて東京湾に落とされるシーンが印象的です。又、「ジャイアントロボ」のユニコーン機関の専用車のひとつにこの型のクラウンがあります。

 パトカーとしての露出も多く古くは「フランケンシュタイン対地底怪獣」や以前触れた「ガメラ対ギャオス」でミニチュアが登場、その後も「新幹線大爆破」「動脈列島」辺りまで130セドリックと共に元気な姿を見せていました(笑)

 最後に活躍したのは私の記憶では「大都会PARTⅡ」の第1話で犯人のクルマに突っ込まれて爆発するパトカーの1台がMS40だったと思います。
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 MS40のトミカは新車当時は出ませんでしたが、21世紀になってトミカリミテッドヴィンテージの第一号としてデビューしました。
 但しこのサイズでのモデル化はトミカが最初ではなく昭和40年代前半にダイヤペットからセドリックと併せて65分の1スケールのが出ていた事があります。

 このトミカ、登場当初に20軒以上店を回っても手に入れられなかったいわくつきのモデルで第二回のリリースでようやく入手できました。
 TLVの第1号と言う事で表現や構造に未消化の所も多いのですがこれがなければ今のTLVの隆盛もありませんでしたからやはり記念碑的な存在と言えます。
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 さて、最初に戻りますが上記の藤代バイパス事件、後で調べてみたら事件当時藤代バイパスは未開通だったそうですし、葛飾区から藤代までずっと同じ車の後をついて行っている不自然さ(これは実際に車を運転するとわかりますが高速でもない一般道を200キロ近く同じクルマが前に居ると言うのは不自然です。信号や交差点などで引き離される確率が高いのではないでしょうか)等を差し引いても「ハイウェイヒュノシプス(高速道路催眠現象)」の可能性が高いと考えられます。
 
 これは長時間単調な道路を運転していると一種の催眠状態になり一時的に意識が飛ぶ状態になる事らしいですが、この際に「車が霧の中に突っ込む」と言った幻覚が見える事があるそうです。
 前の車が消えるくらいならミステリーで済みますが、この状態だと「人をはねても運転者に意識されない事がある」と言う(別の意味で)非常に怖い物と言え、実際に交通裁判関係の本などを読むと時々出てくる言葉です(つまり実例が複数ある)

 これは真面目に気をつけたいところですね。

 MS40クラウンについてはまだ語り足りない題材がありますので次の機会にそれは触れたいと思います。



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MS40クラウン

MS40クラウンと言えば、「007は2度死ぬ」で「ショーン・コネリーを追いかける悪党の車」として登場するも、飛来したヘリの電磁石に吊るされ、最期は海に落ちる・・・なシーンがあったのを連想しますね。

40クラウンは、「太陽にほえろ!」のマカロニ編でゴリさんの運転する覆面パトカーで登場するも犯人車とカーチェイスして横転する車や今から10年前に放送された「私立探偵濱マイク」と言う探偵もののドラマで永瀬正敏さんの愛車として登場していたイメージが強いです。

それはさておき、「走行中のクルマが突然煙を噴出して消滅した」と言う謎の事件は不気味ですが、特集記事の表紙を見ると「猿の惑星」に登場する宇宙船が描かれていますが、「消えた40クラウン事件」を紹介した雑誌は猿の惑星が公開された時期に掲載されたのでしょうか?。

>時間ですよ、しんこちゃんたびたび さん

 濱マイクは私も観ておりました。
当時は「MS40がレギュラーで登場するドラマが21世紀になって拝めるとは」という感動が強かったです(笑)

>「消えた40クラウン事件」を紹介した雑誌は猿の惑星が公開された時期に掲載されたのでしょうか?

 「なぞの4次元」の初版は昭和50年ですので時期的にはあとになります。

 最も、あの当時はこの手の流用は普通に行われておりまして、例えば昭和49年の映画「ノストラダムスの大予言」のポスターにはその5年前の「2001年宇宙の旅」の宇宙ステーションの絵があったりします。

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