マツダルーチェと80年代アクションドラマのはなし

 のっけから見苦しいりペイントですみません。
DSCN3785.jpg

 今回はマツダルーチェGSⅡのはなしです。
 ルーチェとしては2代目になります。

 70年代末から80年代にかけて刑事アクションドラマが華やかだった時代。
 最盛期には週に10本近くが毎週放映されていました。

 特に「西部警察」がヒットした前後辺りからカーアクションを売りにするドラマが多かったので大抵の自動車メーカーが自社スポンサーの車を番組に登場させていました。
 トヨタが「太陽にほえろ!」「Gメン75」「大空港」日産が「西部警察」「特捜最前線」三菱が「華麗なる刑事」「婦警さんは魔女」などなど
 何しろいすゞが「女かじき特急便」でピアッツアのパトカーを、スバルまでが「怒れ!兄弟」でレオーネのパトカーを登場させていたくらいです。

 恐らく当時この流れに乗っていなかったのはホンダ位ではなかったでしょうか。
(時期はズレますがダイハツも「古畑任三郎」でアプローズの覆面を出しましたし、スズキも「機動刑事ジバン」でエスクードの覆面を出しています。この辺に来るとかなりこじつけですが)

 ですがカースタントの劇用車となると自社の旧型車かライバルメーカーの旧型と相場が決まってきます。
 後者の典型が「太陽にほえろ!」と「あぶない刑事」です。

 前者となるとなんと言っても目立つのが日産車で130か230のセドリックやケンメリスカイライン、C130ローレルなんかがほぼ毎週ひっくり返って炎上していた時期(あの特捜最前線ですら時々やっていました)があったくらいです。
 では次点は?
DSCN3786.jpg

 恐らくマツダのルーチェかカペラが入ると思います。

 大都会後の火曜9時枠の「探偵物語」「大激闘」「プロハンター」辺りで毎週黒塗りのルーチェがひっくり返ったり爆発していた時期がありました。
 他には「爆走!ドーベルマン刑事」「ザ・ハングマン」の第1シリーズもマツダでしたが余りカースタントがありませんでしたし「七人の刑事」も他社車ばかり破壊されていました。

 ところで私の故郷では驚くべきことに「西部警察」が本放送されなかったのであの当時カーアクションドラマと言うと必然的に上記の火曜9時枠のドラマになります。
 ですので80年代頃は「カースタントと言うとルーチェの旧型」と言う刷り込みを無理やりさせられることになりました。

 上のルーチェはその時の名残です。
 トミカでは230セドリックと言うとかなりの貴重品でしたがこのルーチェはかなりの不人気車でどこのオモチャ屋も模型屋でもかなり売れ残っていました(同じパターンにコスモLというのもあります)
 ですから処分される率も高く結構安く買えたこともありました。

 写真ではグリルが黒く塗られていますがこれは当時の「プロハンター」辺りの劇用車にこういう仕様が多かった事に由来します。
 そもそもこの型のルーチェ、新車当時は黒塗りなんてのは殆ど見た事がありません。そのせいか劇用車もみるからに「在庫処分の旧型車をリペイントしました」と言った趣でした。
imgCAZQMX7H.jpg

 一方で実車の世界ではロータリーのセダンというのが物を言ったのかルーチェや初代カペラは黒白のパトカーではよく見かけたから皮肉なものです。

 
 ずっと後になって石原プロが西部警察再びを狙った「ゴリラ・警視庁捜査第8班」を作った時は協力が三菱だったせいで毎週ギャランΣばかりが破壊されていましたが、ギャングのボスが乗るには派手すぎる黄色いターボのシグマがロールオーバーするカットを見てあの頃のルーチェとイメージがダブって感じられました。
 やはりこの手のスタントはクラウンかセドリック、最低でもローレルクラス以上のそこそこ押し出しの利くセダンがやらないと画にならない気がしますね。



にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ SF映画へ
にほんブログ村
にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント