鉄道模型のはなしに思う事

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 今回の題材は個人的にはあまり深入りしたくない物です。

 このブログを読まれる方ならご存知でしょうがNゲージのレールシステムや車両はKATOとTOMIXの二大勢力が伯仲しています。
 でHPやSNS、各自のブログなどではKATO党、TOMIX党の二大党派(笑)があるときは熾烈に、あるときは暢気に優劣を競い合っていると言うのがネット上の現状と言えるでしょうか。
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 世の中にはテレビを観ている時でも「良い奴と悪い奴を分けて(自分なりに)良い奴を応援する」と言う体質をお持ちの向きも結構多いので時には贔屓の引き倒しになる位に自分の贔屓の長所ばかりを持ち上げ相手の短所を叩くと言うのがこの種の論争の面白いところでもあります。

 そういう中に「KATOもいいけどTOMIXも良いなあ」なんて奴がしゃしゃり出てくるとイソップ童話のこうもり扱いになりそうで少し怖いですが。

 殊レールシステムに限って言うなら、私の場合はユニトラック・ファイントラックを併用しています(但し完全にまぜこぜにしている訳ではありません)
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 クレイドルレイアウトなどはコアとなっているモジュールがユニトラックなのですがカーブシステムではカーブ径とカントつきファイントラックを使いたい事情があったのでアダプター線路を介して二つを接続しましたし、葉純線ではメインはファイントラックでしたが川に架かるガーダーブリッジのひとつにどうしてもユニトラックのそれを使いたかったので同様にアダプタを介して組み込んでいます。

 ポイントなどが絡んでくるとまた事情は別ですが思ったよりは二つのシステムのオムニバスは難しくない印象です。
 ですがそうした事を試さずに一方的に片方のシステムの優劣を語る姿勢にはそれ自体に違和感を感じます。

 車両に至ってはメーカーごとの表現のポリシーと個性の違いがそのまま優劣で語られると言う本末転倒状態。
 同じプロトタイプで表現のアプローチが異なる二つの機種があるなら「ブランドではなく自分の目で気に入った方を選べばすむ」だけの話です。

 実はこれは鉄道模型だけの話ではなく30年以上前にオーディオ評論家の長岡鉄男氏がオーディオコンポで語っていた事そのまんまだったりします。
 ブランド性に縛られるという事は少しきつい言い方をすれば「自分自身の審美眼を信用できない」事の表れであっていわゆる「趣味人」の行き方の正反対であるとも言えます。

 実生活であれば時に安心できる選択を優先しなければならない局面も多いですからそれで良いのですが、自分が好きで選んでいる趣味の世界にまでブランド性による価値基準を持ち込むのは感心しません。


 ましてや車両に至ってはプロトタイプが同じなのに重箱の隅をつつくような細かな差異を全ての優劣に結び付けて考えたがるのもどうかと。
 大体、プロトタイプが同じなら見分けのつかない双子になってしまうのですがそんなのが魅力的なのでしょうか。

 どんな趣味でもある時期まで成熟してしまうとこの種の硬直化が起こりがちになります。今の16番などはその典型ですが、NだってBトレインと鉄コレがなかったらどうなっていたことか。

 正直、趣味の世界ももう少しおおらかさが欲しいとおもえます。



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