我が家(亡父)の車歴から・トヨタイプサムのはなし

 今回は私の亡父の車歴の中から変り種をいくつかピックアップしたいと思います。
 ただ、ここで言う「変り種」とはカッコの場合もあれば中身の場合もあり基準は一定しません。

 今回のは「わざわざ変なカッコになってしまった」クルマの話です。
 10年以上前に私がセレナのRVセレクトを購入した頃は初代オデッセイに端を発するミニバンムーブメントの取っ掛かりの時期でした。

 私がセレナを購入したのは単純に車中泊こみの長距離移動を前提としていたからですが、当時夫婦暮らしだった亡父もその直後くらいにそれまでのクレスタの4WDからミニバンに換えてしまいました。
 その車種というのが当時TOYOTAの稼ぎ頭のひとつだった初代のイプサム4WD(初期型)です。

 あの頃は石を投げればオデッセイかイプサムに当たると言う位によく見かけた車種でしたが亡父のイプサムはどこにいても一発でわかる特徴を備えていたので駐車場で探すのは楽でした。
 というのも他の人が誰もやらないドレスアップをしていたからです。
DSCN5518.jpg

 イプサムに限らず当時のミニバンのドレスアップは「エアロパーツで武装する」か「SUVルックで大型フォグランプやグリルガードで飾る」という二つの方向性がありました。
 この二つのジャンルは片やオンロード、片やオフロードと志向性がまるで反対です。
 ところが亡父のイプサムときたら「フルエアロなのにグリルガードも装着、ご丁寧にBOSHのフォグまでつけている」という理解不能ないでたちでした。
 実車の写真でもあればわかりやすいのですがあいにく当時の私がカメラを持っていなかったのでお見せできないのが残念ですw。
 写真のクルマは後期型のエアロ仕様ですがこれにグリルガードのついたものを想像していただけると良いと思います(笑)

 グリルガードのせいでただでさえ悪い小回り性(後述)が更に悪化、エアロパーツのせいで雪道では豪快に足元を擦るという二つの方向性の悪いところだけ寄せ集めた変なクルマになってしまったのです。
 流石にこれには参ったのか亡父も2年ほどで買い換えてしまいました。恐らく亡父の車歴では最短記録だったと思います。

 とはいえ、イプサムのボディ自体は運転していて楽な部類でした。セダンより高く、SUVより低いという絶妙なシート高と車高の設定は始めての運転でもあまり違和感を感じさせず4WDも極めてよく仕事をしてくれていたと思います。
 ただ、この4WDも実はイプサムの最大の弱点でした。
 初期型のイプサムはセリカのフルタイム4WDに近いシステムを採用していたそうでセンターデフ式の本格的なものでしたがそのせいか最小回転半径がなんと5.9メートル!

 エスティマハイブリッドですら5.5、この間モデルチェンジしたクラウンが5.2である事を考えるとエスティマのふた周り小さいイプサムでこの数字がいかに異常かわかると思います。
 当時これと同じ数字を出していたのはパジェロのロングモデル位だったでしょうか。
DSCN5519.jpg

 おかげでバックでの車庫入れは切りかえしが多くなり、毎度毎度苦労していたようです。
 流石のTOYOTAもこの弱点には気付いたようでマイナーチェンジではスタンバイ式のビスカス4WDになり回転半径も5.5に改善しています。

 とまあ、おかしな所ばかりをクローズアップしてしまいましたがイプサムそのものは面白みには欠けるものの個人的には悪くは思っていません。。
 室内も広すぎず狭すぎずの丁度よさで上述の理由によるバックの車庫入れを別にすれば中々良い印象のクルマだった記憶があります。

光山鉄道管理局
 HPです。

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