トミカのマシンXのはなし

 トミカの西部警察シリーズから。
 今回はマシンXをば。

 放映開始当初の西部警察は第一話で装甲車が銀座を闊歩して見せたり弾丸の代わりに手榴弾やバズーカが飛び交うという当時の刑事ドラマとしては破天荒なシチュエーションを取り入れつつ展開してきました。
 しかし、いかにその描写が過激化しようともそうした破天荒を行うのは常に犯人側であり、それらと対決する大門軍団は基本的に普通のセドリックの覆面に乗り、普通の拳銃で装甲車と対決していたわけです。

 その意味では初期の西部警察はバージョンアップという側面はあったにせよ「大都会パートⅢ」の延長線上にある展開であり、見ている側の興味のいくばくかは「これだけ過激な武器を持った犯人に徒手空拳同然の大門軍団がどう立ち向かうか」というところにもあったと思います。
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 その路線が変わり始めたターニングポイントが「マシンX」の登場だったと思います。
 高性能のアメ車を駆ってパトカーコンボイを翻弄する犯人側に対するという理由づけはあるにせよ、大門軍団側もそれに匹敵するメカを投入するという構図は刑事物というよりも特撮ヒーロー物の文法であり、それゆえにこれ以降の西部警察は犯人側のスケールや犯罪がよりエスカレートしていかなければならないインフレ状態を招いてしまった印象でした。

 更にPARTⅡ以降は特に地方ロケにおいて大爆破シーンが興味の中心に映り刑事ドラマでありながらかつての木曜スペシャルの「引田天功大脱出」に近いノリのショー的な要素が強まっているように感じます。それが悪いという訳ではなく、日曜夜という一週間の中で一番スカッとしたものが観たくなるタイミングで楽しませてくれた功績は大きかったのではないでしょうか。
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 個人的にはマシンX自体はとても大好きな一台です。
 一種の改造車ですが一応パトカーなのでボンドカーのようなソフィスケート化されたところがなく特殊装備の数々が一番違和感なく組み込まれているところにはしびれさせられます(笑)
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 実車の方もスカイラインに初めて『ターボ』が搭載されて人気に火が付いたタイミングでした。
 旧型のジャパンに比べて外見上の差異がフロントのフェイスリフト程度のレベルだったのでトミカでも比較的早くマイナーチェンジされた記憶があります。

 それでもブラックボディに金色のストライプは押さな心にカッコよかったですね。

 さて、TLVでも先日待望の「スーパーZ」が登場しました。これについては次の機会に。



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