思い出の大百科シリーズ13・「Nゲージ大百科」

 大百科シリーズ、今回は番外編です。
 先日紹介した鉄道模型大百科ですが他の何冊かをまた借り受ける事が出来ました。
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 今回は「Nゲージ大百科」とその「2」です。
 前回以上にターゲットを絞り込んだ構成と見受けられるのでページを開く前から期待感が高まります(笑)
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 車両工作もキットの組み立てから始まってマグネマティックカプラーへの換装とか、塗り替えによってサロ181をサハ110にする(この間のJAMの限定品で出たようですがw)なんてのまで紹介しています。
 キットもGM中心ですがKATOの今は亡き阪急6300キットなんてのがあったりキットの素組みだけでなく銀河のパーツを加えたりとなかなか楽しめました。
 同様の初心者向け入門書は今でもありますが30年前のこの本よりも的確な説明と表現の工夫をしている物は少ない気がします。
 それだけに「開きっぱなしにできない」という大百科特有のウィークポイントがよりクローズアップされてしまっています。

 建物類もGMキットを中心に切り継ぎやウェザリングを紹介していますがこちらも入門書としては「読ませる」構成でした。
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 それ以外にもKATOの「商業ビルキットの組み立て方」なんてのもありました。このシリーズの建物類は以前取り上げたことがありますが(リンク)KATOにとっては一種の過渡期の製品という事もあってなかなか語られることの少ないアイテムです。
 それの製作、グレードアップ法を懇切丁寧に解説した記事というだけで空前絶後の気が(笑)
 当時から気になっていたこのキットの「組み立て説明書のアバウトさ」について適切極まりない突込みを入れてくださっているだけでも読者としては溜飲が下がります(笑)
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 予想通りと言いますか、レイアウトの製作記事は前回紹介の「鉄道模型大百科」よりも充実しています。
 TOMIXのレイアウトベースをもとにローカル電化区間をモチーフとした1200×800のレイアウト制作が書かれていますが、読者の立場に立った適切な記事で非常に好感を持てました。
 他の入門書だとどっちつかずの総花的なレイアウトになりがちなところを作り手が「電化ローカル」にかなりモチーフやシチュエーションを絞り込んでいるため退屈しません。
 入門書のレイアウト製作記事としてもかなりいい出来と思いました。
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 「2」の方もまたマニアック。
 ここで紹介されているのは900×600のミニサイズのレイアウトでポイントも最小限なものですが製作しているのが16番を中心にオーダーメイドのレイアウトを多数手掛けている「レイアウトづくりのプロ」カツミ模型店のスタッフに製作を依頼しその実況をレポートするという形式をとっている事です。
 プロの技法の中からアマチュアにフィードバックできる部分を吸収してほしいという意図がありますが、このサイズのレイアウトで「山を作るのに金網で芯を作る」技法が使われているのはいかにもプロの仕事という気もします(笑)
 出来上がりにそつはないのですが「電化ローカル」のようなモチーフの絞り込みが希薄なので今ひとつ面白くない構成でした。



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