シリーズ「午前3時の暇つぶし」の本たち6・「ミニチュアカー考古学」

当直の夜の一冊シリーズ(笑)
今回は「鉄道模型考古学」の姉妹編ともいえる「ミニチュアカー考古学」です。
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時期的にも「鉄道模型考古学・N」の直後位のタイミングで出た本で「鉄道~」とセットで当直に持ち込んでいた記憶があります。

 ここで取り上げられているミニカーは私が良く集めているトミカではなくそれまでの主流だった43分の1のミクロペット、チェリカフェニックスとその後継たるダイヤペットを中心に取り上げています。
 鉄道模型の場合、モデラーとコレクター、走行派やレイアウト派といった嗜好の幅の広さが特徴なのですがそれだけに特定の立場、嗜好からほかの嗜好を俯瞰するときにどうしてもズレや軋轢を生じやすいという問題を感じることが往々にしてあります。
 殊に最も歴史の浅いコレクターに対する工作派や走行派の風当たりは時として目に余る事もあります。
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 その点ミニカーの場合は当初からコレクターズアイテムとして普及(英国首相のチャーチルがミニカーマニアだったという位の歴史の古さと層の厚さがある)しているせいかブランドやスケールに対する多少の衝突はあるにしろ鉄道模型ほどに殺伐としていないところに少し安心感を感じたりします。
 それはさておき、幼少時の頃はミニカーと言えばダイヤペットかモデルペットでしたが60年代後半とはいえ、このサイズのミニカーは結構高価で自分の小遣いはもとより親が脚気くれるにしてもおいそれと数を揃える訳にはいきません。
(そもそも欲しい車種がいつでもどの店にもある状態ではなかった)

 ですからトミカが登場するまではミニカー自体が高値の花に近かった訳です。

 そんな事を思い出しながら本書をめくると結構思い出に浸る事ができました。
 多分に恨みに近い感覚ですが(笑)
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 その一方で一種の資料として読む時、本書の情報はとても豊富で実際にミニカーを買う気が無くても結構楽しんで読む事ができたのも本書の美点と言えます。
 あの当時の、特にダイヤペットはこれでもかという位に車種や特装車のバリエーションが豊富でこの点でトミカを圧倒していました。
 特にパトカーの車種の豊富さにはあの頃からしびれた記憶がありますが、それらを一気に俯瞰できるという意味でも本書の愉しみは大きかったですね。

 今読み直して思うのですが、最近これらの特装車がTLVでリリースされるケースが増えている気がします。スタッフの中に当時のダイヤペットのラインナップを意識している人がいるのかもしれないですね。



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