カローラさんまるのはなし

 今回は亡父の車歴の中から一台取り上げたいと思います。
 とはいえ、このシリーズの常でまるっきり華のないラインナップが続いていますがご勘弁を。
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 物は74年式のカローラ30。それも1200のSLです。 
 車種としてはメジャーですがグレードが普通過ぎる上にクルマ好きが相手にしない車種の最右翼なので、こうして改めてブログで一項が設けられることはおそらく空前絶後かもしれません。

 亡父がそれまで数年のってきたファミリアからカローラに乗り換えたのはカローラが30になった直後と記憶しています。
 モデルチェンジ直後のニューカーを買うなどこれが初めての経験だったはずです。

 30は歴代カローラの中ではパッとしない方の車ですがボディタイプはセダンをはじめHT、バンがあり後にリフトバックとクーペが追加されカローラ特有のワイドバリエーションが確立した時期のモデルに当たります。
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 加えて1200,1400,1600の三つの排気量で「それぞれ専用の顔を与える」という贅沢な構成にもなっていました(リフトバックやクーペではまた独自の顔が与えられていましたから都合4つの顔があった事になります)
 個人的に大口開けて笑っている様な1400,1600の顔はあまりいい印象がなかったのでそれに比べればおとなしいフェイスの1200はこれはこれでよかった気もします。

 とはいえ、モデル初期でしかもグレードとしてはそう高い方ではなかったので前のファミリアに比べると装備のダウンは子供心にもはっきり感じられたのも事実です。
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 室内はファミリアよりも印象としては広く感じられましたが豪華な内装でない分実際以上にそう見えたというだけかもしれません。あるいは窓のでかさも関係しているかも。
(この後のレオーネは車格的にカローラより上級なはずでしたが窓が小さい分閉所感も手伝ってかカローラより狭く感じましたし)

 この時期のカローラは50年排ガス規制直前のモデル(いわゆるTTCでなかった)ので動力性能は微妙に後期モデルよりは良かったと思われます。
 とはいえ石油ショック直後の時期に買われた新車だったせいでしょうか、このカローラに乗っていた時期は世相的にあまりいい印象がありません。

 そしてこのカローラが亡父の車歴でかなり短い部類で終わってしまったのは何と言ってもFRゆえに雪の坂道に極端に弱かった事が大きかったと思います。何しろ上り坂で一度停まるとそこから再発進出来なかったですから。
 同様の事はファミリアでもいえたはずなのですがそれ以上に冬場にスタックする率が高かった印象がありました。

 尤もこれはカローラの責任というわけではなく、当時FRが中心だった他車種のタクシーなんかでもこれは同様でした。おかげであの頃は自家用車はもちろんタクシーでも帰宅できないなんて事もありましたし。

 そのせいもあって次のレオーネ以降はFFか4WDばかりが選ばれることになります。



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