今月の絶版名車・トヨタ1300「スターレット」

 先日の中古屋のバーゲンで見つけたミニカーから
 トミカサイズの「絶版名車」のひとつでかねてから欲しかった奴です。
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 物はトヨタの二代目スターレット。
 いわゆる「走り・比べたし」のCFの奴です。

 スターレットは当時パブリカを圧倒していたチェリーの対抗馬として投入されたエントリーカーで初代はジウジアーロのデザインと噂されるコンパクトながらも緊張感のあふれる中奥線機長のデザインが中々クリーンな印象のノッチバックセダンとしてデビューしました。
 これをベースとしたクーペ仕様も存在しましたがこちらは当時(も今も?)提携関係のダイハツから「コンソルテクーペ」という別バージョンが出ています。
 (今の「パッソ」と「ブーン」の関係に似ていますがパッソがダイハツ設計なのに対しスターレットは開発設計がトヨタ主導だった点が異なります)
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 ですが世はシビックの大ヒットに端を発した2BOXハッチバックの全盛期。
 リアにトランクの付いたスターレットが古臭く感じられた(と思った)のか昭和53年頃にスターレットも2BOX化して初めてのモデルチェンジを行ないました。
 
 とはいえ、他社がスペース効率に優れるFFだったのに対しFFの経験の浅さを嫌ったのか二代目はFRを踏襲していたのが特徴的です。
 (同時期のファミリアもFRの2BOXカーでしたがこちらはスターレットより先にFF化して大ヒットを飛ばします)

 デザインは初代に比べて幾分野暮ったさを感じるものであまり速そうに見えないぼってりした感じを持ちます。
 が、昭和55年頃のマイナーチェンジでエンジンをEFI化させ、角目二灯のいかつい顔になった辺りから「クラス唯一のFR」である事を逆手にとりダートをかっ飛ばすCFに前述の「走り・比べたし」のフレーズで他車とは違う硬派なイメージを植え付けようとしたのが面白いところです。
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 今回のミニカーは今ひとつスターレットの印象が掴み切れていない感じでぱっと見に初代ゴルフと間違えそうな感じで大分損をしている気がします。
 このサイズのミニカーでスターレットのモデル化は非常に珍しいだけに惜しいところです。

 さてコンパクトカーでは唯一FRの牙城を守ったスターレットですが時流には抗し難く昭和59年頃にFF化されます。
 が、発売期間が7年近かったのは歴代最長でその存在意義(クラス唯一のFR・そのせいもあって構造が単純な分他車より安い)がユーザーには受け入れられていたという事でもあったのでしょう。


 以下は余談です。

 10年ほど前にダイハツのYRVがクラス唯一のリッター100馬力オーバーのターボ車を装備して登場した直後一部の自動車雑誌に「YRVのトヨタ仕様がスターレットという名称で登場する」という情報が出た事があります。
 当時私(と言うか家内が、ですが)も当のYRVターボに乗っていたので驚くと同時に大分期待した記憶があるのですがいつの間にか立ち消えになった様で(涙)


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