思いでのジュニアチャンピオンコースから・「名探偵トリック作戦」

 思いでの「ジュニアチャンピオンコース」ネタです。
 今回は探偵物の第二弾で「名探偵トリック作戦」から。
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 著者は探偵クイズ本の大御所的存在の藤原宰太郎氏。
 あの頃はこの人の書いた探偵クイズ本に何冊お目にかかったことか。
 基本的に子供向けのクイズ本で見る頻度が高かったですがカッパノベルズで大人向けの「拝啓、名探偵殿」というオムニバス物も書かれておられます。
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 子供向けのトリック集成的な内容は相変わらずこの種のシリーズの定番ですね。


 さて、こちらも例によって推理クイズ中心の構成ですが特徴的なのが「世界の名探偵の紹介」に多くのページが割かれている点です。
 それぞれの探偵の経歴や特徴、代表作のトリックをクイズ形式で紹介する形式で一通り読むと小学生レベルとしてはそこそこ「探偵博士」になれるという形式でした。
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 ここで紹介されているのはホームズ、ルパンは当然として残りが
 ペリーメイスン、フレンチ警部、ソーンダイク博士、ブラウン神父、ミス・マープル、ギデオン・フェル、魔術王マーリニ、そしてエラリークイーンという人選。
 この人選を見て違和感を感じるのは恐らく70年代以降に生まれた人だと思います。

 金田一耕助もエルキュールポアロも明智小五郎もノミネートされず、今では余り聞かないキャラが半分近く入っています。
 実は金田一耕助がメジャーに躍り出るのは本書の出版直後に「犬神家の一族」がポアロは「オリエント急行殺人事件」が映画化されてブレイクしてからの事で、それ以前だと今回の様な人選でもそれほど違和感が無かったとは言えます。
 その意味ではこの本は探偵キャラの知名度が入れ替わる端境期の本でもあると言えます。

 まあ、それはそれとして
 上述の名探偵たちの勢ぞろいを見ていて思ったのは皆が揃いも揃って「見るからに怪しいルックス」ばっかりだという事。
 こいつらが寄り集まった捜査会議は見たくない気がします(笑) 

 細かい点ですが挿絵のホームズがひげを蓄えていたりなど今の目で見ると違和感のある描写も散見しますがこの辺は70年代テイストと言う事で(笑)

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 今の目で見ると探偵なんだかスパイなんだかよくわからない怪しさ満載の探偵装備の数々。
 昔はおもちゃ売り場などでこの手のスパイグッズや点綴セットなんかがまだ売られていた記憶があります。

 あの頃は「探偵=スーパーマン」みたいなイメージが子供の間に浸透していましたね。



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