「義経」と「弁慶」

 
 先ほど見たニュースで義経号が大阪の交通科学館から京都の梅小路へ移動したと聞きました。

 そんな訳で今回は7100形のNゲージモデルのはなしです。
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 まずはマイクロエースの7100型「義経号」。文字通り誰でも知っている「むかしの機関車」の代表格といえます。

KATOのチビロコの時もその小ささにぐっと来ました(笑)が、こちらのインパクトはそれ以上でした。何しろボイラー径などのサイズが殆ど同じに見えるのにこちらはモーターを内蔵して自走可能。ヘッドライトまで点灯する芸の細かさです。
 とはいえ、このサイズにモーターと駆動部を収めるために機構的な無理をしている様で走り自体はこれまで私が見てきた機関車の中では最も繊細な部類と思います。
 走行している様もある種の精密機械が走っているように感じましたし、説明書にも過負荷な走行や長時間の走行を避けるよう記載がありました。

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 チビロコと義経号のご対面。場所はその前日まで185系と455系が居た同じホームです。

 かつてある鉄道模型の入門書で「新幹線が出て行った同じホームに弁慶号が入ってくるような事は最低限のリアリティを守るために避けるべき」という一節がありました。
 その観点からするなら実に許しがたい所業といえます(笑)

 それはさておき意外に違和感のない対面でした。観光地という周囲の設定上フォルマーやファーラーの建物が配置されている事、和風の建物もそれにあわせてセッティングしてある事などが作用しているようです。
 尤も一番の違和感は「スラブ軌道」だったりします(汗)
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 そしてもう一人の7100「弁慶号」です。こちらは今はなき中村精密製の奴です。
 但し義経と異なりロコ自体に動力はありません。
 動力は後ろに繋がった開拓使号(客車)に内蔵され、客車に機関車が押されて走るいわゆる「ユーレイ」駆動方式と言われる方式(同様の構成はKATOのチビロコでも見られます)です。

 それにしてもこんなモデルが故郷の中古屋に並んでいた事自体が驚きです。前のC51やC55の時もそうだったのですが「中村精密」というブランド自体、つい3か月前まで「実物を見た事も触れた事もない」ブランドでしたから。
 それでいて値段は奥や専門ショップの半額以下でしたから恐ろしい。
 安いからと言いつつこうやって私の財布は日々痩せている気がします(大汗)
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 そのため、今回の開拓使号は当鉄道初の「全金属製客車」となりました。実車は木造なのに(笑)
 小径車輪とはいえ全軸駆動の動力ユニットで見た目にかなり強力そう(ついでに埃も盛大に巻き込みそう)な足回りです。

 ですが台車が余り首を振らない為ミニカーブを通過できません。
 この点ではキャブモータのマイクロの7100の方が圧倒的に有利です。
 その一方動力ユニット自体はコンベンショナルな構造なので、長編成や長時間走行にはこちらの方が有利そうです。
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 ロコそのものに話を移すと7100はボディはダイカスト製ですがディテールは意外に頑張っている感じがします。
 特に塗装で無く磨きだしで表現された煙突やドームはマイクロにない存在感をもちますが、その一方でそれ以外(特に塗装)ではマイクロほどの華はありません(笑)

 ミニカーブに弱い点を除けば、中々楽しめるロコだと思います。例によって「お祭り仕様」の編成ですが。
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 それにしても義経と弁慶、一般的な知名度はともかく鉄道模型ファン、それもNゲージャーがあまり買うとは思えない形式なのに二つのメーカーが別個のやり方で製品化しているのですから凄い話です。



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