セダン嫌いがセダンを選ぶということ

 今回は久しぶりに(ミニカーでない本物の)クルマのはなしから。
 非常に皮肉な事なのですが、これまでの私の車歴の中でセダンを選んだ事は全くありません。
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 亡父の場合は免許を取った時点でセダン以外の選択肢のない時代でしたがレオーネ以降はワゴンかHBを選ぶことが多く(実際最後の車はファンカーゴでしたし)全体ではセダンの比率は1:2位だったと記憶しています。
 (具体的には初代キャロル・ファミリア・カローラ30・FFレオーネ・4WDレオーネ・U12ブルーバード・二代目マキシマ・G100系クレスタまで)

 なぜセダンを選ばなかったかと言うと私自身が免許を取ってこの方「大のセダン嫌い」だった要素が大きかったからです。
 私が免許を取った前後の時期はセダンとは名ばかりの4ドアハードトップの全盛期。
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 やたら背が低く、速い事は速いけど居住性は最悪、おまけに異様なほどのロングノーズで路地に入るのを躊躇させられそうな代物ばかりでした。
 そこへ持ってきて成金趣味の内装とてかてかのグリルで「走るキンピカ天国状態」の車が巷に溢れていました。
(何しろあのカローラやコロナにまで「4ドアハードトップ」が設定されていたほどです)
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 それに比べればワゴンかHBの方がまだ機能性も居住性も良く、狭路の取り回しにも不自由しない分マシに思えてシャレードを選んだものです。
 あの当時は男でリッターカーのハッチバックを買うのは余程の変わり者でしたが、上記の世相が気に入らなかったので(笑)変わり者扱いされてもあまり気にしなかったですが。

 後にオデッセイやステップワゴンの大ヒットに端を発したミニバン大ブームの時当時の車雑誌が一斉に「クルマの基本はセダンだ。今はブームでも必ずセダンに戻ってくる。セダンが一番!」といった論旨のセダンよいしょみたいな記事を乱発させました。
 その尻馬に乗るかの様にトヨタが「セダンイノベーション」ホンダが「セダンジョイフル」と称して新型セダンを大量リリースさせて巻き返しを図るのですがこれがまたどれもこれもキャッチフレーズに反して新味のない成金車ばかり。

 あの当時は車の広告を見るのが嫌になるほどでした。

 あの当時の私の感覚だと「セダンに必要なのはイノベーションではなくてリセットではないのか?」と思えたものですが、実際にセダンが質的な復調を始めたのはトヨタが最終型ビスタやアルテッツアを投入しだした90年代終わりころからだと思います。
 
 それから現在までの間にミニバンブームは継続しつつコンパクトカー、軽自動車へと売れ筋は変化してゆき、かつてあれほど売れたチェイサーやクレスタ、ローレルやディアマンテ、スプリンターやパルサーまでもが消滅。ブルーバードやコロナは名前を捨て、べたべたに車高の低かったマークⅡもマークXでかなり居住性を改善しました。
 今ではセダンの殆どはレクサスに代表される高級車が中心で趣味性で選ばれる要素が大きくなっている一方で基本的なところもかなりしっかりしてきたと思います。
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 国際サイズで横幅が異様に広くなっている点を除けば今の日本車のセダンではずれを引かされることは殆どないのではないでしょうか。

 この点も今回敢えてセダンを選んだ理由のひとつではあります(実は他のもっと大きな要因もあるのですが)

 まあ、強いて一番ハズレと呼ぶなら私が買ったアリオン位ですがそれにしたところで登場が7年目の末期モデルなのが最大のウィークポイントなだけでバカみたいに飛ばさなければ十分以上に使えそうです。

 とはいえ、だからと言って私自身が原則セダン嫌いなのまで変わったわけではありませんが。



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