午前3時の暇つぶし本から・15「世界の珍飛行機図鑑」

 今回は真夜中の暇つぶし本から
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 「世界の珍飛行機図鑑(正・続)」(西村直紀著 グリーンアロー出版)から

 読んで字のごとく過去に登場した世界の変わった飛行機の大全みたいなものです。
 個人的には飛行機には興味があるものの趣味とするほどのものではなく、本書も友人に勧められて買ったものです。
 が、読んでみるとこれが面白い。

 恰好が変、使用目的が変、動力が変などとジャンル分けして紹介される珍妙な飛行機群は見ているだけでも楽しい物があります。
 とはいえ中には「こんなのが空を飛んでいるのを見たくない」「見るのが怖い」と言った様なものも結構多かったりするのですが。
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 続編では一章を割いて「珍機の宝庫・VTOL機」として垂直離着陸機の失敗の記録がぞろぞろと(笑)
 今をときめく「オスプレイ」なんかもこのカテゴリーに入ると思いますが過去に於いてまともに実用になったVTOLと言うとこれの他はホーカーシドレーハリアー位しか思いつかないのを思うと中々に難しいものだという事は本書を読み返すとよくわかる気もします。

 本書の体裁として一機種について2ページから4ページの紹介と言う小分けの構造は当直本として読みやすいもので当直の夜の暇つぶしとしては結構お世話になりました。
 このシリーズには「世界の大失敗図鑑」「空中大災難」と言った姉妹編がありいずれもそれなりに楽しめる内容です。
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 これらを「楽しめる」と言うと語弊がありますが、新しい技術の開発の過程では必ずどこかしら変なものが必ず生み出され、それらから得られた教訓の積み重ねが技術の熟成に繋がって行く事も良く伝わってきます。
 たとえ、どれだけヘンテコな機体であっても作る方は真剣そのもので開発に当たっていた訳ですし。
 ですから本書を読むと笑えながらもその努力そのものへの敬意もまた同時に感じられるのです。
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 個人的に興味を持つのはWIG機と言う新ジャンル(笑)の乗り物でしょうか。
 飛行機とホバークラフトの中間的な存在で、水面すれすれを滑走しながら突っ走る乗り物だそうです。ただ、その鵺的な性格から飛行機とも船舶とも分類されない不思議な存在らしいですが。
 これは飛行機よりも経済的で船より速く、しかも悪天候にもそれなりに強いメリットがあり一時期理想的な大洋間交通機関とも言われていたそうですがそのデザインは異形そのもので何故か惹かれる物があります(笑)
 旧ソ連軍などで一時期使われていた様ですが、そのうち民生用に実用化されるかもしれません(と言うか、されたら面白い気がします)

 正直飛行機関係は私の守備範囲ではないのですがこういうタイプの本は結構楽しませてもらっています。



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