思いでのジュニアチャンピオンコースから・「暗号スパイ大作戦」

 今回は思い出のジュニアチャンピオンコースから。先日の帰省の折に何冊か発掘したうちのひとつです。
 さて、推理クイズネタで一番の曲者を取り上げますがある意味「推理クイズとしては一二を争う奇書」かもしれません。
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 物は「暗号スパイ大作戦」
 タイトルの通り探偵ではなくスパイを中心に推理クイズとスパイのアイテムやテクニック、更には歴史上の有名スパイ事件まで網羅した「スパイの百科事典」みたいな構成です。
 盗聴器の種類、特殊カメラの紹介と言ったハード面から、尾行術や逃走術、情報の伝達テクニック、簡単な暗号の作り方や歴史上有名な暗号やスパイこぼれ話。
 情報量ではこれまでの推理クイズ本のどれよりも多いのですが巻頭のマンガを始め現実の諜報活動と007に代表される映画やテレビのスパイ物との混同が著しく、全て読破すると「どうにも変なスパイ博士」にしかなれないのではないかという懸念が(笑)
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 そもそも巻頭劇画からして60年代スパイ映画の寄せ集めみたいな内容ですし。

 そうした図鑑的な部分中心の構成で割を食った形なのが肝心の「推理クイズ」の部分です。

 例えば
 「居眠りばかりして失敗続きのスパイが敵の女スパイを尾行するために敵の立ち寄ったレストランでボーイにこっそりあるものを食べ物に混ぜるように頼んだ。尾行は成功したのだが何をやったのだろう」
 (答え・食べ物に発信器を混ぜて食べさせたw)

 トリックもへったくれもなく回答に意外性全くなし。このレベルのクイズが延々続きます。
 たまにひねった問題が出ると答えが「マカロニの穴に仕組まれた糸をつなぎ合わせて敵の要塞から脱出する」と言う唖然とするしかない物だったり(今の私でなく、当時小学生だった私&同級生たち全員ww)

 ですので「推理クイズ」を期待する向きには全く役に立たないという不思議な一冊でした。
 が、スパイ映画のファンが見るにはそれなりに悪くない内容とは思います。
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 スパイアイテムの紹介は今見ても面白いものがありますし、尾行や侵入のテクニックなどは探偵クイズのそれよりしっかりしている気がします。ただ、実在のアイテムと架空の物が適度に入り混じっている様なのが凄いですが。
 後半では実在のスパイや実際のスパイ事件を「あの事件を追え」さながらのドキュメントで紹介しこちらも読み応えがありました。
 私自身かなりボロボロになるまで読み込んだせいで本自体崩壊寸前だったりします。
 実際、30年くらい前のスパイ映画を見た後などに読む分には今でも十分面白い本とは言えます。
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 確か本書にはユアコースで出た姉妹品(笑)があった筈なのですがタイトルが思い出せません。
 こちらはこちらで世界のスパイの紹介に「電撃フリント」まで出しているという物凄さだったと思います。 


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